大晦日です。

今年も 1年が過ぎようとしています。  今年も 色々な事があった1年でした。
その1年の締め括りに 仕事納めとなりました。   昨夜から 再び降り積もった 雪で 冷えて澄んだ空気が、いっそう山々の景色を 美しく見せてくれました。

お客様のお宅は 圧雪の白銀の道を登って行った 標高1300m程の所に在りました。   

既にトラブルを抱えられていて ピアノに対する 不信感と言いますか、 調律師に対する 不信感を持たれる様な 出来事が起きているとの ご相談のお電話を頂き 様子を見ては頂いたものの 数日後に 『 気になったままでは 楽しく ピアノが弾けないので 気持ち好く ピアノを弾きながら 年を越したいので… 』 との事で お伺いする次第となりました。
購入されて 半年ほどのピアノでした。  新しいピアノは 電化製品の キーボードとも違って 不安定ながらも 弾かれるお客様と 調律師と ピアノ自身と共に育てていく 楽器である事は 他の楽器を演奏されるお仕事柄 よくご存知でしたが、その二人三脚ならぬ 三人四脚のコミュニケーションが、バラバラな状態であるところから 改善策を練る必要がありました。   お客様のイメージされるピアノの音へ近づける為には 時間が掛かる事から 改めてお話をしつつ 現在のピアノの状態なども お話をしてから 作業に入り  仕上がりを楽しみにして 待っていて下さいました。
仕上がると 先ずはいつも通りに お客様が、ピアノから離れた状態の場所にいらっしゃる時の 音の聞こえ方を感じて頂きながら 和音の響き合うバランスをみる為の 調が変るベートーベン・ソナタの一部分などを適当にアレンジした曲を弾いてみると ピアノはちゃんと響いてくれていました。      その後に お客様が、ご自分の演奏なさる楽器と 奥さまのレッスン中のピアノ伴奏をあわせて演奏して下さると 聴く側になった私は ハラハラドキドキでしたが 『 大丈夫だ! 』と確信を持った時、お客様からの 『 O.K. 』が出ました!!   ホッとしつつも お客さまご夫妻の 笑顔を見られて 嬉しさが込み上げました〜♪



少し前ですが、息子が 『 オレ、新聞の取材を受けたから。 今年中に載るみたいだよ。』と 部活から帰ってきました。  今年と言っても 数日間あって 記事になる様な 内容なのかな!?と 楽しみにしつつも 記事の隙間が出来そうな日に 掲載予定の新聞社の新聞を 時々買って 眺めていたのですが・・・    それが、大晦日の今日のスポーツ欄でした!    お客さま宅へ伺う前に コンビニで新聞を買って開くと 綺麗な写真と共に 記事が掲載されていました。   お世話になった方々へ送る分も含めて 4部買ってあったのですが、仕事を終えて 携帯のメールを確認すると 新聞を見た小学校6年生の時にお世話になった担任の先生が、 お忙しい中 わざわざ 雪道を高速道路を使って お祝いを届けに着て下さったとの事!!   直ぐに電波が届く事を確認できる場所まで下ってから お電話をかけました!  懐かしい声が 『 お久し振り〜!! 』と。  数日前に 当時の子供達を知る 池坊の先生のお宅へ伺って 早めのお年玉を頂いた事を伝えると 次々と 『 研修会の時にね、』『 異動した先生がね、』と 懐かしいお名前が飛び出してきました!!

息子が レスリングを始める切っ掛けは 娘の同級生の 幼馴染の男の子が 娘をレスリングに誘ってくれた事からでした。  まさか息子も格闘技を始めるとは 思いませんでしたが、 沢山の善き出逢いに恵まれて 高校に入学と同時に 本格的に 全国大会入賞レベルの練習の日々でした。   それでも 全国大会へ行く事が出来なかったり 行けたとしても初戦敗退… と言うようなことも あり得る可能性も大きかったのでしたが、 関東選抜大会で 団体戦3位入賞からの 快進撃が始まり 関東大会優勝 インターハイ団体・個人(一階級上)共に ベスト16入り 試合の間には ロボットコンテストでも賞を頂き 国体で まさかの全日本2位を破っての 3位入賞を果たし 年明け早々には 全国選抜25名のメンバーとなって アメリカ遠征に行く事となり 新聞に掲載して頂きました。
3年前の天皇杯では 試合直後の 浜口京子さんが、優勝の喜びを子供達と一緒に分ち合って下さって 写真を撮って下さいました。  その天皇杯に 先輩達も出ています。  数年後には 『 浜口京子(みたいな人)になりたい! 』と言った 監督の息子も出ることでしょう。   音楽演奏者も スポーツ選手も アスリートだと 改めて思う日々です。  共通するものは 実に沢山あります。
今年も 1年間 沢山の方々にお世話になり 支えて頂き 喜びを得ました。   そして 沢山の方々との出逢いに恵まれました。   そんな皆様に感謝しつつ  ブログを呼んでくださった皆様に感謝しつつ 年を越そうとしています。
有り難うございました。 どうぞ来年も宜しくお願い致します。
来年も 素敵な出逢いが、沢山 訪れますように! 好いお年を お迎えください。