ゆっくりと初夏を迎えつつあります

今朝早くから 「 春霞にしては 不思議な風景だな・・・!? 」 と 思う程の 《 黄砂 》 が、 大量に舞いました。    比較的近所の 八ヶ岳も 南アルプスも 明るくぼやけていて  良いお天気なのに 空も 不思議な色に 染まっていました。

いつもの年よりも遅く 庭の 山桜 が 咲きましたが、 いつもの年は何時頃かな!?と 古い写真を見てみると 2009年 4月22日 の 山桜の写真がありました。   ゴールデンウィークの頃には いつも ウワミゾサクラ が 満開なのですが、 今年は 蕾も まだまだ小さいです。
今日は 標高も低くて 気持ち 静岡県よりの県内へと 仕事で 伺ったのですが、 都内近辺と同じ様な  緑 の風景でした。  それでも 『 今日は 随分と暖かですね。 暑いくらいですね! 』 と言う会話が、 自然と出てきました。   それ程に 今年は気温が低いままです。
『 随分と前に買ったままになっていたピアノを頂いたのですが、 ピアノにとって 良い場所って この部屋の中でしたら 何処でしょうか? 』 と 尋ねられました。   『 温度や湿度を数字でお伝えしても それを保つ事は難しいものですから 「 人が居心地好い環境が、 楽器にも 居心地が好いです」 と お話をしています。   お日様が当たり過ぎると 冬でも暑くなってしまうし  外装も 日焼けを起します。   寒すぎると 弾く気も起こらなくなりますし 弾いていて 指がかじかんでしまうでしょう。   ご家族の皆さんが 近くに居てくれる場所が、 ピアノも 居心地は好いんです。   だから 今のこの場所は 丁度良い場所ですね! 』 と 答えました。

仕事が終わってから  いつも お世話に成っている 鍼灸院での治療に行きました。   すると 『 どうしたの? 何かやったの? 』 と言われてしまうほどに 体中の筋肉が 突っ張ってしまって  肩凝り を 通り越してしまっていました。
お引越しの シーズンだったので 忙しくしていたこともありますが、 寒暖の差が激しくて  あちら此方の小学校でも インフルエンザが流行っているほどに 体調管理が大変な春です。   古いピアノ達との出逢いも多かったですし  とても楽しく仕事をしていましたから  乗り越えられたと思います。
治療をして頂きながら 『 いつも こんなに寒かったっけ? 』 『 12年程前には 5月3日に 雪が降って 清里は積もったし  20年位前迄は こんな感じだったような〜!? 』 そんな会話をしました。    確かに 1年中 こたつを仕舞うことなく 次の冬を迎え御宅も あった記憶があります。
     

古いデータを眺めていると 千葉県佐倉市に在る 順天堂記念館 で撮った写真の中に  懐かしい思いと 綺麗だな〜!と感じて撮った こんな1枚を見つけました。     「 夜、40w位の 電球が灯ったら〜♪ 」 そんな事を思いながら 撮った1枚です。   もう直ぐ 節電解除 と なるようですね。  かつて 東京都の県境の埼玉県に住んでいた時に  夏の朝方のお日様が昇る前の時間帯になると  急激に気温が上昇しました。   前の日の 都内で上昇した気温に エアコンの室外機の 熱が加わったものが、 風に流されてくる時間帯だったそうです。   実家が在る 埼玉県との県境の都内では ちょっと風向きが違っていて その様な事はありませんでした。
夜になっても 黄砂の為に 未だ澱んでいるのか!?  星の数の少ない空を見上げながら  シロカキを終えて 水をはった 田圃から  蛙たちの声が、 賑やかに 聞こえてきました。  蛍の幼虫達も 動き出している頃かな?