学園祭 その1


前日の 涼しさと 同じ様なお天気を期待していたのですが、 今日は 一転して 暑くなりました。  
娘は いつも通りに 制服 を着て 出掛けて行きましたし 私だけではなく 主人も 会社に行くようでは無さそうな 「 お出掛け 」 の様子を感じ取った NOЁL は 「 置いていかれないように! 」 と 最大のパフォーマンスをしながら 気を引くのですが、 『 外は とっても暑いでしょう? 車の中で 暑くて 死んじゃうから  お留守番だよ!! 』 と 言われて  諦めつつも 僅かな期待を胸に 「 お利巧さん 」 を 演じ続けていました。   それでも さすがに諦めた時には 自分から ハウス に 入って 『 留守番するから おやつ を下さい 』 と 観念したようでした。

我が家から 中央道を使って 車で 30分ほど走って 標高を500mほど下ったその場所での AM 10時を過ぎた時点での気温は 既に 32℃ を表示しました。  毎年、 娘の学園祭は 超・暑くなるのです。   今年は 学校行事を大きく変えたことから 2ヶ月早くの開催となりましたが、 それでも この暑さです。
いつもならば 別の日に行われる 合唱コンクールも 初日に行ったり  委員会や 部活・同好会 そしてクラスによる催し物の準備を 一度に進めなくてはならなかったので  可なり大変だったようです。  娘は 自分がやりたい事には 非常にエネルギーを注ぐので  委員会の企画・準備 等を 熱心に考えながら進行させていたので  NOЁL が、涼しい装いになって ジャックラッセルっぽい姿になっていたことにも気がつかないほどでした。

図書委員会で 選んだテーマは 『 ジブリ について 』 でした。  小さなお子さんから 「 アニメを見ないよ! 」 と言われる世代の方まで 多くの人がご存知の作品を世に多く輩出してきているアニメーション製作会社です。  「ジブリ」と聞くと 会社名と取らずに 「作品の総称」として扱われていることの方が多いですね。 そもそもは「砂漠」を意味するそうで 何も無い所から生み出す様な希望を込めて命名されたとか。

となりのトトロ [DVD]

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多くの子供達は 《 となりのトトロ 》 のセリフを丸暗記するほどまで 繰返して観ています。   暗唱が得意だった息子は 嬉しい気持ちになると セリフを独り言のようにツブヤキながら 全く違う遊びをしていたり  突然、息子と娘で 息がピッタリと合った状態の  《ミニ・トトロ劇場 》を始めたり。  娘なんて 『 Moeく無いの! メーニョなにょ!! 』 と ちゃんと喋れない内から 『 Moe じゃ無いの! 芽衣 なの!! 』 と 成り切ってしまって  『 メイちゃん! 』 と呼ばないと 返事をしなかった程でした。  1988年の作品が、 現在でも親しまれていることは 凄いことだな… と その頃にも 思ったものですが 現在進行形です。 

何やら 英語が盛んな学校なだけに  英字新聞の内容は無視をして ディスプレイに活用していましたが、 妙に目を惹かれるものがありました。
娘は 《 もののけ姫 》 の サン の様に 山犬 に乗って  弓矢を引く自分を夢見た頃もありました。  未だに 部屋の隅の置かれていますが、 竹のモノサシなどを使って 随分と工夫をして 弓矢 つくりに励んでいた 小さな頃がありました。  どうせならそれも展示すればよかったのに〜 と思ったりしつつ さすがに 自称・サン だったとは 友人には言えないでしょう。  キキになり切っていた時もありましたし  兎に角 夢中になった作品ばかりです。

余りの暑さのために 『 避暑しよう! 』 と チャペルでの 聖歌隊による ハンドベル を聴きにいきました。  聖歌隊は 色々な場所でのコンサートや コンクールで活躍している看板スター達です〜♪  ハンドベルのレベルも高くて クリスマス礼拝などでは 1000人収容のホールで見ると とても遠くて 厳かな感じなのですが、 学園祭での彼女達は 新人さんたちは デビュー戦 の様なものですし  キャリアの有る生徒達にとっては 楽しめる演奏会で その表情までもが 伝わってきます。   その様子は 学園祭 その2 にて。


娘が 最も力を入れていた 作品 が、 この大きな トトロ です。  前日まで 製作に掛かって 仕上げを当日になって 終わらせたようです。   100均で 黒い毛糸を買って居ましたが、 ちゃんと まっくろクロスケ も作ってありました。   出来るだけ 大きなトトロを作りたかったようで イメージをした材料を 私が休日に仕事に出ている間に 父親をアッシーにして  あちら此方のお店を散策したようですが、 結局 彼女の求めるものが見つからず…。  代用品を思いついて このサイズの トトロ を作ったようです。
委員会のメンバーで 手分けをして  模造紙をたくさん使って 展示発表をしながら  未来の後輩達や ご近所の子供達の 体験コーナーとして 消しゴムスタンプや トトロ折り紙や プラスティックのカップを使ってのコースター作りも 指導していました。


学校内を観て歩いていると  思考を凝らした お楽しみのコーナーが たくさんあって  飲食のコーナーも 韓国のトッポギを出すクラスがあって ユニークでした。
娘のクラスでは 駄菓子屋 をやっていましたが、 大盛況で ラムネは売り切れ寸前ですし  行列が出来ていた わたあめ は 気温の高さも影響してしまってか!? 機械から煙が上がってしまうほどでした。

今回の学園祭では 娘にとっては 珍客と呼べる人が来ていて  私も会いたかったのですが、 小学生の頃に 息子の母校となった高校のレスリング道場へ 練習に通わせて頂くようになりましたが、 その頃の高校生達が ロンドンオリンピックへと向けて調整をし始めていたり  社会人となって 立派な青年となっているのですが、 今年の教育実習生として母校に戻って 娘 のクラスの担当をした OG と一緒に 息子の先輩が歩いていたそうです。   そうですよね〜☆  早いOBや OGは 結婚をし始めていますし。  小学生の頃から一緒に練習をしたお兄ちゃんが オジサン になりつつあるわけです。   でも そんな風に 久し振りに会っても 『 久し振りだね! 』 と会話できる 幼馴染みたいな人が沢山居る息子と娘は 幸せものですね。