今年の夏は…f(＾＾；)

かつて　この辺りの高原地帯では、北海道同様に「梅雨が無
い!｣と言われていました。
しかし この数年は入梅前の長雨も多くなり　すっきりとした高原の爽やかな風〜♪
なるものが、吹かなくなっています。　更には季節的に木々の葉が茂るので
山の中の別荘では「カビるんるん〜♪」な ピアノが増えてきました。

そして　更に今年は【高温多湿】…(-.-;)”
標高1200ｍ付近でさえ晴れの日でも湿度８０％の日々。
森の中の教会にあるお年を召したグランドピアノを　４月のウェディングの際に
A=４４１Hzに調律しましたが、６月の古楽器のコンサート時には
A=４４６Hzまで上がっていました〜f(^.^;)　(A=441Hzまで下げました)

同様な標高に在るお宅のグランドピアノも同じ状態でしたから
覚悟はしていましたが…。
もっと標高が低いお客様より１０年振りの調律依頼を頂いたアップライトピアノは
前の調律師がA=４４０Hzで整えてあったにも拘らずA=４４３Hzに…!!

木やフェルト等の 天然素材を多く使って作られているピアノですし
冬には湿度２０％を下回る山の気候に慣れていることもあってか!?
《スポンジ》の様に湿気を吸ってしまいました。

ヴァイオリンのネックが折れたり　弓の馬の尻尾を張ろうとしても
上手く張れなくなる故障のお話も聞いています。
私のヴァイオリンは〜!?　故障以前の問題で　何年、弓を張り替えていないやら…。
(馬の毛のキューティクルが…)