(^_^)v ちびっ子レスリング〜♪

mukku38682010-11-14

【 ちびっ子レスリン山梨県大会 】 が、行われました〜o(^-^)o
マイナーな競技である 【 レスリング 】を 少子化の中での 競技人口の維持は なかなか難しいものですが、全国的には この 《 対戦型個人競技 》人口は 増加しています。
道具を全く使わずに 全身を使っての格闘技。 柔道と似た技も 数が多いですが、《 シンクレット 》と言う 関係者間では 一般的に 《 吊パン 》と呼ばれる試合着を着用するだけです。    柔道着の様な 相手を掴む場所さえありません。
試合は 必ず 【 握手 】 で 始まり 【 握手 】 で 終わります。    日本人の日常生活では 【 握手 】することは 少ないですね。


昔の活発だった子ども達(私の幼かった頃〜)は、外遊びが多くて 雨の日を恨めしく思ったものです。    しかし 最近では 天候に関わらず、外遊びをする子供達が減り と同時に 身体を使って楽しむ遊びが、減ってきました。  体育館のような 屋内での遊びでも ゲーム形式の決まった動きをして 遊ぶ事が、増えている様に感じます。
  

レスリング道場は マットを 特殊なシートで覆っています。  感覚的には 体育の時間に使う 白いマットが、道場内一面に 敷き詰められていると 想像してみて下さい。
練習時間の半分近くは 柔軟体操と マット運動です。    初めて道場に来た子ども達は それを『 退屈… 』と 感じるか、 『 面白い! 』と感じるか、両極端のようです。   直ぐに 『 格好良く戦える! 』と 思うようですが、マット運動を遣ってみると 意外な事に 自分の身体を自由に扱えないと知ります。   《 でんぐり返し 》 《 側転 》 等が、出来ないことに気がつき 《 リズム感 》は 『 音楽の授業以外にも 使われていること 』 を 感じて貰えます。


『 タン〜タ、タン〜タ、タン〜タ…♪ 』 と スキップをさせると 出来ない自分に 気がつく子供達が、少なくないのです。     そして 『 日頃、使わない筋肉の多さ 』に 気がつきます。    先ずは その事を知って貰って 《 受身 》を覚えて貰います。  『 受身は 自転車のブレーキと同じだよ! 』と話をします。   幾ら早く自転車をこげても 坂道を下れても 止まり方を知らなくては 事故につながります。   その受身をする為には 『 どんな運動が必要か!? 』を考えて貰うと 単調なマット運動だと解ってくれます。
そんな修行の様な練習を続けていくと どんどん技を覚えて 自分の技と 力と 判断力で 攻撃を どう仕掛けてくるか分からない相手に対して 技を仕掛けてみたい! と思い始め 練習だけではなくガチンコ勝負の試合で 《 腕試し 》 を 試みたくなります。     勝負なので 勝ち負けが、はっきり判定が付きます。
セコンドが付きますが、マットの上には 自分ひとりで上がります。   息子は 『 凄く緊張する! 』と娘は 『 怖いこともある! 』と言います。 
     

今回の試合には うちの【 韮崎ホーネッツ レスリングクラブ 】 からは 中学生2名が、出場しました。実はこの2人共に 練習中に 骨折の経験があります。   一生懸命に練習をしていると 成長期の子ども達の骨は 柔かく しなるので 稀に骨折に至ってしまう事があります。  痛い経験をさせてしまうことは 可哀想なことですが、治るまでは 一旦 競技から離れます。   そこで客観的に 自分が遣っているスポーツと向き合うチャンスも生まれて 練習を苦痛に感じて居たものの レスリングが、出来ない事の 寂しさを味わった子ども達は 細く長く競技を続けて 後々【 勝つ 】経験を味わいます。   やがて 《 筋トレ 》 などの 『 自主的な努力の楽しさ 』を知ります。
娘との練習中に 【 若木骨折 】した Kenちゃんは 今年、全日本中学生選手権で優勝して 韓国へ。 更に 中学生ながら 高校生との試合に勝ち アジア大会へ!  日本人で初めて アジア大会の決勝戦のマットへ上がった準優勝者です!!


今回の試合の参加賞は 《 バナナ 》 でした。    瞬発力を必要としながら 沢山の数を消化し 持久力で 試合を勝ち上がって行くには スタミナが必要です。  そんな時に そして体力を消耗した試合後には 消化が早くて 栄養満点な 《 バナナ 》は 世代を超えた選手達の必需品です!
高校生になって チビッ子レスリングOGの 娘は 得点板の使役のお手伝いで 参加賞のバナナを頂きました。  所用で来られなかった チビッ子レスリングOBの 息子には 『 インターハイ3位入賞 おめでとう! 』で バナナをお土産に頂きました〜☆