昭和14年頃の 小さなグランドピアノ♪
昨夜から急激な冷え込みと共に 雪がやって来ました〜* オイル交換序でに いつもの年よりも ちょっと早めに スタットレスタイヤ に履き替えました。 今朝の 八ヶ岳は 頭だけではなく 真っ白の雪化粧をしていました!
東京の足立区に在る グランドピアノの 移動・修理の 立会いと 今後の段取りを立てに 車で 中央自動車道を 走りながら 眺める景色も 写真に撮りたい位に 澄んだ青空と 雪景色が、 日本の風景とは想えないほどに 美しいものでした。 唯一、富士山 は 正に 日本の象徴的に 朝日に輝いていました!! 【 エンヤ 】のCDが風景を引立たせてくれました〜♪
『 梅島駅前の 《 茶居留都 》 と言う喫茶店に 古いピアノが、 在って 以前は 店内で ホームコンサートを開いたそうです。 立寄ってみて下さい! 』と 教えて頂いたので ちょっと早めに到着して ランチを食べに 行きました〜♪ 都内では 少なくなった 昔ながらの 喫茶店で ランチメニューと お値段も お手頃でした。 店内には 常連さんらしきお客様の姿が、たくさん見掛けられました。 可愛らしい コンソール型の ピアノが、置かれていました! 天屋根(一番上の蓋)の左側が蝶番になっていて 右側を グランドピアノの大屋根の様に 持ち上げるタイプのアップライトピアノでした。 店内には ボタニカルアートが、飾られていて タバコのヤニで 茶褐色に色付いた塗り壁が、独特なセピア色基調の店内を より一層 居心地好く演出していました。 クラシックが BGMで かかっている事も 更に 居心地を好くしてくれました〜♪
いつから置かれていたのか!? 弾かれることも殆ど無くなっていた グランドピアノのことは 以前から お話を伺っていたのですが、『 前に来た 調律師に 名器 でも何でも無い ただの古いピアノって言われたよ。 』と そのピアノが、 置かれてある 教会の司祭は 如何したものか!?と ちょっと考え込まれていました。 私の実家からは 庭先の様な場所に 在るものの…。 やっと出逢えたのは 昨年の年明けて間も無くの頃でした。
興味津々で 押掛けて 拝見したのですが、 その小さな グランドピアノは 如何にもレトロで 弾いてみると ありゃりゃりゃ〜♪(汗)” しかしながら手を入れれば 面白そうな 楽器だったので お願いをして 調律をさせて頂き 最低限の 作業が終わって 同行して下さった 司祭をご紹介下さった お客様に 試弾して頂きました。 その音を聴いた 司祭が、言葉では表せない様な ユニークな表情をされて 『 こんなにピアノって変るの!? 』と驚かれていたので 独り心の中で 『 ヘへヘ〜♪ 』とニンマリ。 その変化した ピアノを気に入られたのは 試弾して下さった ご夫妻です。 『 こんなに小さなピアノなのに こんなに変化して 響くのね!! 』と ピアノを弾き込む為に 時間を作られて 通うようになられました。 私も 数回通って 放置された分を 取り戻そうと 作業しました。 関わる事が、楽しいくらいに 美しい音色へと変っていきました〜☆ 刻印をピアノの下に潜って 見つけたのですが、昭和14年頃に 製造の 【 YAMAHA No.15 】 です。
クリスマスを前に 教会の改修工事が決まり 工事後の グランドピアノの設置場所が、サイズが小さいながら 問題が出てきたそうで 話合われた結果 『 処分するのは 可哀想。 』と 試弾された時に 気に入られた お客様が、 譲り受ける事となりました。一旦、設備の整った 工房にて 必要な修理をして貰ってから 雪解けの頃に 新しい 安住の地へと 運ばれます。
教会の 工事終了は イースターの前を予定しているそうで その時には アップライトピアノを置く予定になっています。 そのアップライトも どうやら ユニークな ピアノに 決まりそうです! そのお話は また後日〜♪
- アーティスト: エンヤ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2009/12/02
- メディア: CD
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