長野県†八ヶ岳中央高原キリスト教会

荒れ模様の お天気の中 車を走らせて行くと 雲の間から 強い朝日が、輝き初めて 今の季節には珍しい 《 虹 》 が、現れました〜♪
 森の小路を抜けていくと      その教会は在ります。        【 八ヶ岳中央高原キリスト教会 】は  ノルウェー人の  エーリック・フロイラン牧師と  ご家族が、たくさんの方々と共に築き上げた 教会です。  ミッションスクール出身の 友人・知人達より フロイラン先生 ご家族のお話を 伺うことが、 多かったものの なかなか出逢えずにいました。
 数年前の 清里清泉寮 【 聖アンデレ教会 】 の 創立記念コンサートで 娘が 入学した中学校の オルガニストの先生が、 演奏をされました。  丁度 夏の制服に衣替えをした時期で 初めて袖を通す夏服が 嬉しくて レスリングの練習の後に 制服のまま コンサートに行きました。 【 聖アンデレ教会 】は 聖公会の教会ですが、創立当時の日本人に馴染みの薄い 椅子を用いずに 畳を敷いて 祭壇には 建設時に土の中から出てくる沢山の 石を 積み上げて作られた教会なのです。  畳敷きの  一番前の席で 辻オルガンを弾く 横手先生の姿を 見つめていた娘です。  演奏後に 制服姿を見つけて 初対面ながら 声を掛けて下さった際に 町名を覚えていて下さって 後日、学校で名前を調べて下さり お電話を下さったことから フロイラン先生ご家族を ご紹介下さったことが、出逢いでした。 
  偶々なのですが、 このピアノは 娘の幼馴染の お母さんの勤められていた所に 置かれていた ピアノです。      フロイラン先生の 教会に来る前に 一度だけ弾いた事のある ピアノでした。
今年の夏は 標高の高い場所に在る この教会に 置かれていても 高い気温と 湿度の影響を 受けた ピアノです。     結婚式が、執り行なわれた 春に 調律をして その後の フルート、オーボエチェンバロビオラダガンバによる コンサートや 声楽と ポータブル・パイプオルガンによる コンサートなどの度に 調律をしましたが、乾燥が始まった この数週間で 急激に狂い始めてきたので クリスマスの コンサートの前に お伺いをしました。
 色々な面で バランスを崩していましたが、 今日は 《 整音 》と言う作業を 念入りに行いました。 スチールの 弦 を打ち続ける ハンマーの 先端には 打弦した痕が、付いてしまっていて 様々な障害が、出ていました。  ピンボケですが、4本のハンマーの内の 左の2本には 弦の跡が、はっきりと付いています。  右の2本は 痕を 取る作業を しました。  そして 表面を整える為に 特殊な アイロン を念入りに掛けて 改めて 一弦一弦ずつの 音 を確かめながら ハンマーに 針を刺す ニードリングを しました。
音程も 湿度の影響を 大きく受けていて バランスが崩れていましたが、 ピアノそのものの 性質上、 イメージ通りに 整ってくれました。
   調律を している間も 天気が、大きく表情を変えて 雲の流れの早い 青空が、急激に曇り始めて 音を立てて 霰が、降り始めたり 大雨になったり…。  自宅の近くまで戻ってくると 富士山が、夕焼けに 輝いていました。 

  帰宅すると 荷物が、届いていていました〜☆  横浜で 看護師をしている 姪が、昨年 『 おじちゃまと おばちゃまが、私たちが小さい頃に いつもクリスマスのプレゼントを 送ってくれたから 自分の貰った お給料で 送ります。 』と ちょっと歳の離れた いとこに当たる息子と 娘と 私たちへ カードを添えて 送ってくれて 今年も 可愛らしいカードが、添えられて 娘の大好きな 《 マカロン 》を 送ってくれました。