クリスマス会【福音の園・川越】

甲斐駒ケ岳の頭に 雲がかぶってはいましたが、ドライブ日和な朝でした。

【 福音の園・川越 】での クリスマス会に お招きを頂きました。 昨年 《 APOLLO 》の アップライトピアノを 設置・調律させて頂く ご縁があり 今回2回目の クリスマス会に ご招待頂き お邪魔を致しました。
グループ・ホーム利用者の ご家族の方々は 年に1回の同窓会の様に 日頃 ご一緒出来ない皆さんと 共に ピアノを囲んで クリスマスの 賛美歌をはじめ 音楽を中心に 楽しい時間を過します。

毎週の 音楽の時間を担当して下さっている お茶農家のお嫁さんで在る 小池先生が、トーンチャイム等をご指導下さり 皆さんと合奏を したり ご家族の方の得意とする サックスの演奏を 楽しんだり  私も 飛び入りで ピアノの 内部を 見て頂きながら 視線をさらせて シッカリと聴かれない様にしつつ!?《 ジングルベル 》《 となりのトトロ 》を 弾かせて頂きました。
サックス演奏をされた M田さんご夫妻と 姉妹の皆さまには  急遽、 仮装をしての コーラスにお誘い頂き 一緒に参加させて頂きました。
音楽の後には 職員の皆さんが、丹精込めて作って下さった お料理が、所狭しと 並び 会食となります! 

今年 100歳を迎えられた 方も在って 90歳台の方々は 『 目指せ、100歳! 大臣からの 銀杯! 』と 張り切っていらっしゃいました。
利用者の方々のご家族からの言葉を 伺っていると 現実に起こっている事と 実社会システムとの様々な ギャップに 苦しまれた方々が、少なくありません。  でも 今は 皆さんに 笑顔 があります!  一度 仕事としてでは無く 娘や 看護師の姪っ子と ワンコの NOЁL と共に お邪魔したいと思います。
所長さんはじめ スタッフの皆さん 利用者の皆さん  そして ご家族の皆さん 素敵なクリスマスのお祝いの時間を 共に過させて頂きまして 有難うございました。      どうぞお身体に気をつけて お元気でお過ごし下さいませ。     そして ピアノを可愛がってあげて下さいね〜♪


いつもの事ながら ちょっと寄り道をして 【 蔵作りの街・川越 】を 散策してきました。 《 小江戸 》と呼ばれ 《 時、薫るまち川越》 は 江戸・明治・大正・昭和 そして 平成の時が、 一度に楽しめる 歴史の深い 街です。



国の 重要文化財に 指定されている建物が、 保存されつつ 生かされています。

日常生活の 交通手段の一つの 自動車の往来による 震動で  これらの古い建物の 傷みが早い事なども 問題となりましたが、 古い町並みを 守ろうとする 地元の方々の  《 志 》が強く 一旦は 表の構えを 現代風にしてあった建物を 元の姿衣戻そうと 修復リフォームする現場を見つけて お話を伺うことも出来ました。

古い町並みを 守るために 昔と同じデザインで 瓦を作り 木材を 刻み  職人達としては 遣り甲斐のある 後生に残る 仕事を されている事を 羨ましく思いました。

銅葺きの壁で 緑色となった建物の蕎麦屋 《 百丈 》です。 http://www.100-jo.jp/ 
元・釣具店だった様子が、市役所前の 大田道灌像からは〜 ちょっと見え難いですが 交差点から側壁を見上げると 『 お〜!』と 解る事と思います。     お婆ちゃまは 100歳を迎えられました。 年明けには ニューフェイスの 曾孫ちゃんの誕生を 控えられています。


街を 散策していると 興味深い お店が たくさん並んでいましたが、その中で特に 興味を ひかれた 《 刃物専門店 まちかん 》は 『 刃物砥石ノ部 町勘 鉄刃物商 天保14年創業 11代目・町屋勘右衛門 』です。  
中央の カウンターの様な 砥石台で 刃物を 研がれていました。    取扱の 刃物の種類は 実に多くて 海外のナイフから 日本刀や 日常の 様々な刃物が、所狭しと並んでいました。  お願いをして 特別に 写真を 1枚だけ撮らせて頂きました。    試し切りをさせて頂いた 包丁は 刃物に重さを持たせて きちんと研がれる事で 力を掛けずに 大根を す〜っと切る事が出来ました。 しかしながら バランスが、理想的な事から 金属の 刃物の重さを 全く 感じることは ありませんでした!!  お店の方が、幅 1cm程にまで研がれた 元・刺身包丁!?で 同じ大根を実に薄く透いて下さいましたが、 見事な切れ味で 刺身の柵を切らせて! と 言いそうになりました。
更には 包丁を創る工程で 浮き上る まるで 《 樹木の年輪 》の様な模様が、 実に 美しく 刃物研ぎが好きな私は 財布との相談を 繰返しました。  結論は 12代目へと 世代交代をする前に 一丁は 手に入れよう!でした。  現在は 結婚前に マニアックな主人が使わないのに買ってあった 《 木屋 》の万能包丁を 愛用していますが、 切れ味が悪くなると 2〜3種類の 砥石を使って 独りニンマリとしながら 研いでいます。  随分と幅が、狭くなって来ました。
《 まちかん 》http://www.oakv.co.jp/sylvan/0801/index.html で 頂いたパンフレットの中に 『 よく切れる厨房(おだいどころ)の包丁は 優れた 楽器の様なものです。〜1,2年もお使い頂くとすっかり手に納まり、 他を顧みないその方だけの 楽器 となり、 音なき妙音を厨房で奏でるはずです。 』と 書かれてありました。  正しく。