我が家のリードオルガン

ホワイト・クリスマス となりました〜☆

昨日の夕方 車で15分程の 長野県内のスーパーへ 買物に行きました。       冷え切ったアスファルトの上を 蛇が這うように 吹雪いて吹き付けられた雪が、動いていました。  冷え込んでしまった分 一旦溶けて 凍結路になる心配は減ります。

昨年のクリスマスに 伊丹市から届いた リードオルガンYAMAHA No. 5 】 です。  お歳を召されたので 身辺整理で 大事に弾き込んでこられた リードオルガンを   『 可愛がってあげて下さいね。 』と 譲り受けました。                    ちょっと珍しく〜☆  写真嫌いな娘が、嬉しそうに弾く後姿を 盗撮しました〜f^.^;

リードオルガンが 届いた時に オルガンの椅子に さらしの布が巻きつけられてあって お馴染みの ピアノ運送屋さんと 『 何だろうね〜!? 』と 外すと 写真の左の 素敵な本が、出てきました!   右側の 黄色の表紙は 改訂版で 購入したものですが、 オルガンと共に届いた本を開くと 鉛筆書きで 誤字脱字のみならず 大切な箇所の間違いを 直した 跡が、沢山 ありました。  私の持っていた 改訂版を開いて確認すると ちゃんと その通りに直されてありました。

そして 当時 付属品として付いてきた 左の2本の《 鍵 》と 右側の 丸い輪がある《 リード抜き 》と 当時の 《 取扱説明書 》も 一緒に送って下さっていました。         中央の 4本の鍵内の 一番長い鍵は グランドピアノの鍵です。   時々ではありますが、 調律に伺った際に 担当者不在で 鍵が分からない方が、留守番をされている事があり 鞄の中には ピアノのハンマーをキーホルダーにした物を付けて 持ち歩いています。  此方は、予備です。
《 リード抜き 》 は 風が、通り抜けて発音する リードに 埃が、詰まってしまう事があり その時に 輪の逆の先端の 耳掻きの様な部分を 使います。
  
丁度 このリードオルガンが、我が家にやって来た頃に 別件で 数年前に亡くなった 恩師のお宅へ 古いピアノに合う 今時は 『 古い! 』と言われる 丸椅子を譲り受けに伺いました。   既に 息子さんが、別の職業を選ばれていたので 工具を 《 形見分け 》として 頂いたのですが、その時に 今では 受注生産の リードオルガンの 《 リード 》2台半分や 使いかけの部品などを 一緒に頂きました。   奥さまに 『 上げたかったものが沢山あったのに 早く来てくれないから みんなに持っていかれちゃったのよ! 』と お叱りを受けましたが、『 残り物に福がありました! 』と 頂いてきました。 そして この リードオルガンのお話をお伝えしました。   
レスリングが 大好き!な 娘は 1週間に 1回のピアノのレッスンには 指のリハビリに通っていた様な状態でして 中学校入学と共に ピアノから離れましたが、 時々 弾いている形成がありました。  リードオルガンの響きは ピアノの様な 《 音の減衰 》が無いので 賛美歌の 和音を弾くのには 心地好い様です。  私自身、和音の響きが美しい 賛美歌を ピアノで 弾く事を 苦手としていましたが、 こんなにも楽しいものかな!?と思うほどに 美しく響いてくれます。 

オルガンの文化史 (復刊選書)

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