コンサートを堪能する日でした♪


《 観光地 》と言われる所に住んでいると 地元の人達には 日常生活では関わりの薄い場所も多いです。   リゾートホテル も その一つになりますが、最近では おしゃれなテナントも入っていて 散歩をしながら お茶をしたり ショッピングを楽しむ方々も増えています。
ジューンブライド 》と言う言葉がありますが、 最近では 年間通して 幸せな ウェディング を執り行う方々も増えて その様な時に 四季を感じられるご近所のリゾートホテルを利用される方々も増えていますし 結婚式の延長で 親類縁者揃って スキー等の リゾートを 『 楽しもう! 』と 遠方から お越しになられる方々も 増えています。

披露宴の内容も 様々で 新郎新婦の入場を 生のピアノ演奏で行う事のみならず 会食中も BGM として また ピアノ演奏を眺められる様に!と 披露宴開場の 中央に グランドピアノの 大屋根を取り外して ピアノをセッティングする事も あります。
今日は 朝一番で 調律をさせて頂いた 披露宴では 和太鼓ドラマーの 前田さんと 尺八の岩間さんの演奏の 伴奏を Jazz ピアノが、入られました。     記念の日を お招きした方々と共に 好きな音楽を 聴きながら パフォーマンスとしても楽しめる企画を 盛り込まれる披露宴が、増えているようです。    そんな素敵な記念の日に 関わらせて頂ける事は とても嬉しいものです。
どうぞ 新郎・新婦 末永く お幸せに〜♪



雪を被った山々を 眺めながら 西へ進路をとって 車を走らせること 小1時間。 近代的な建築と トトロが顔を出しそうな 空中に 浮んだ 家が、エントランスに創られて  更に 何とも 不思議な空間を創り出している 茅野市民会館 での  毎年、恒例となった 【 鈴木公平・三界晶子 コンサート 】 へ 伺いました。     ソナタ中心の 濃いメニューで ヴァイオリンの音を 堪能させて頂ける  貴重な お仕事です。    今回は ヴェートーヴェン  メンデルスゾーン  ブラームス の ヴァイオリン・ソナタ の 濃厚な内容の コンサートです。    使用した ピアノは いつもながら 暴れん坊の ベーゼンドルファーです。     ピアノを演奏される ドイツ語の教授が、『 ほうきで掃く〜 の意味のスペルじゃなくて やかましい〜 と言う意味のスペルだったのね! 』 と 教えてくださった事を ちょっと恨めしく思いながら 「どうしたいの!?」と ピアノに問い掛けながら  特に気候変化の激しい年末年始を越えた状態から 目を覚まさせるのに 苦労しました。 このホールの やかまし村の ベーゼン君は 実は とっても素直な 楽器で 安心して向き合える ピアノです。  但し、「毎年 冬眠は短期間で終わらせてね!」と 心の中で お願いをしてしまいました。

ヴァイオリニストの 鈴木公平さんは 1年の多くの時間を ドイツの オーケストラでの 演奏活動に費やされている方です。      奥様は 大学教授であると共に オペラ歌手として 日本で活躍されています。   ピアノストの 三界晶子さんは 講師の指導者としても ご活躍されています。   ご主人様は オーケストラの クラリネット奏者として ご活躍されています。
昨年は 不思議な事に 鈴木さんのお母さまが、音楽とは 直接的には 関係の無い所で知り合われた 調律師が 『 あなた(私)の事を知っている方だったわ! 』と言う話題から お話を伺っていて 直ぐに いつもお世話に成っている調律師協会の先輩だと分かり メールを送ると 『 何で 僕だと分かったの!? 』と直ぐに返信が届きました。   また 別の仕事で 出逢った このブログにも コメントを入れてくださった事のある フルーティストの方々は 鈴木さんの奥さまの教え子であり 三界さんのご主人様と オーケストラでご一緒されていた事のある方々でした。   音楽業界は 実に狭いもので しかしながら奥の深いもので その他にも 似た様な 共通の話題を共有できる方々と 意外な仕事先で 出逢えることが、少なくありません。   

ホールのロビーの片隅に こんなに素敵な女性が、立たれていました〜♪