日本ピアノ調律師協会 関東支部《和音倶楽部》研究会 その1

庭の餌場に カワラヒワが、 姿を現し始めました〜♪  標高をどんどん下って行く内に 窓ガラスから差し込む 陽射しが熱くて エアコンを掛けながら 高速道路を走りました。  FMラジオでは 『 東京国際マラソンです〜。  日中の気温は上がり 昨日よりも 10度以上 上がるでしょう。 夕方には冷え込み始め 山では雪となるでしょう〜。 』 と 山に住む私にとっては 「 ちょっと勘弁して欲しい気温差… 」 と 思いながら 車を走らせました。
日本ピアノ調律師協会 の 関東支部内 での 女性の研究会などを行っている 《 和音倶楽部 》 に 久し振りに参加しました。   以前に 子供達が、未だ 小さかった頃に 『 オカリナを作ろう〜♪ 子供参加可 』の 内容の時に 息子と娘を連れて 都内の会場まで あずさ で 出掛けました。  子供達が小さい内は  丸1日 早朝から夜遅くまで 家を空ける事は 出来ないので  その時の 子供達と一緒に参加出来た事は とても好かったです。  当時のことを覚えていてくださる方々が、 多く居らして 『 息子さんが もう 大学生で お嬢さんが 高校2年生!! 』 と 久し振りの参加にも拘らず、 年に数回会える先輩や 後輩や 始めてあった皆さんでも 楽しく挨拶を交わせます。
そもそも 調律師の業界の多くは 工場などの製造分野から “たたき上げ”で 調律師になった人たちが多いので 女性は少なく  どうしても 男性とは体格も違うので 区別されてしまう事が、 かつては多くあった為に 『 女性同士のほうが、 色々な技術的な話も 近い距離で理解しあえる〜 』 等の 理由から 発足したものです。   この数年 男性会員の参加も増えてきていて  女性の視点からの研究会を 楽しんでいらっしゃいます。
今回は 大宮の 登呂遺跡で 有名になった所にあります 名取楽器さんのコレクションを お話を伺いながら 《 古いピアノに 触れる 》 ものでした。 名取さんの お姉さんの 典子さんが、 次々と ピアノの創られた時代に合わせて 同じ頃に作曲された 名曲をご披露下さいました〜♪
様々な年代の ピアノを聴き比べられる 贅沢な研究会でした。 

携帯で 7枚ほどの 写真を 送信したのですが、 運良くか!?運悪くか!? 対になった写真だけが、 画面に残りました。
このピアノ、 何か変ではありませんか!?
色々な研究の上で 左右の 幅の広さに対して  『 弾き手が、楽に 鍵盤の距離感を感じにくく 弾けるピアノ 』 として センセーショナルに登場したピアノです!

しかしながら 弾いてみると 鍵盤の幅は 同じ物ながら  日頃弾き慣れている 身体が覚えている 鍵盤のポジションとは 違ってしまうために  弾き始めの出だしは 快調なのですが、 短い 簡単な曲を 1曲 弾き終わらない内に 違う《 調 》で 弾いている〜 と言うことが起きてしまう かえって不便なピアノだと判って  作られた物も 壊される運命を辿った ちょっと可哀想な ピアノの 生き残りです。
ユニークなピアノの写真を 沢山撮って来ましたので 数日に分けて ご紹介します〜♪