郵便局へ行きながらに桜を楽しみ、メトロノームを堪能しました♪

先週の土曜日に 昼間開催だけれども 《 夜桜祭り 》 で 美味しい酒を堪能してきましたが、 会場に入って直ぐに  『 被災地のお酒です〜! 試飲後は 義援金へのご協力をお願いします〜!! 』 と 聞き覚えの有る声が響いていました。  ご町内で 代々の酒店を営む若旦那です。

『 《 三春の桜 》 です。  そこの土地の お酒です! 』 と 現地から出向かれていた造り酒屋の方に 注いで頂きました。   とても個性的ながら 優しい風合の お酒でした。  そして 『 此方の桜も素敵ですが、 我が地元の桜も頑張って咲いていますので  宜しかったら お出掛け下さい。 』 と 遠慮がちに 観光案内のパンフレットセットを頂きました。   今日の 朝日新聞に その桜が、 美しく 凛々しく 掲載されていました。    数日前には ニュース番組で 水戸の 只今 閉園中の 《 偕楽園 》 の桜が、 誰に眺めて貰える訳でもなく  しかしながら 立派に咲き誇っていました。   想えば 3年前に 監督Jr. と 娘を 全国中学生レスリング選手権に エントリーさせていた時に  宮城県での 大きな地震で 体育館が、不気味に揺れました。   レスリング関係者には 自衛隊員も多くて  当時はそれ程のワンセグの普及率でもなかったことや 試合に必死になっていた事もあって  大きな騒ぎにもならずに 試合は続けられていましたが、  試合終了時間頃になって 『 只今、 ヘリを飛ばしてきました! 』 と 会場に戻られた方々がありました。   ホテルへ帰ってから テレビを見ると ヘリを飛ばす必要性が分りました。

郵便局への用事があって 修理の作業を中断して  NOЁL と 出かけました。  すると 子供達が通った小学校の桜が、 直ぐに見えてきたので 『 遠回りをしよう! 』 と 左折しようとしつつ 右折しました。  小学校へ向かう途中にも  沢山の桜が見られました。   この場所は 数年前に  宮沢りえさんが、 1シーンの為に ロケに来られた場所です。

車を停めて 窓越しに 写真を撮ることが多いのですが、 ちょっと降りる度に NOЁL が 「 置いていかれないかな・・・? 」 と 「 連れて行って!! 」 と アピールします。

広い小学校の校庭には  沢山の 桜が植えられていて  毎年 見事に咲き誇ります。  校庭の片隅には 昔、 小海線を走った 通称《 ポニー号 》 が 置かれています。   もう随分と前ですが、 学校が休みの日でも 桜を見たかった子供達が 遊びに行くと  一生懸命に この 《 ポニー号 》 を 眺めている オジサンと会ったそうです。  何となく お互いに会話をし始めたそうですが、 その方は 元々 機関士さんで  走らせていた方だったのです。   翌年にも その方は来られていて 子供達は再会しています。  その後は お目に掛かる事は無かったものの 桜が咲くたびに 『 オジサン、 今年も来たのかな!? 』 と 会話する 兄妹の姿が在りました。
  

此方は 一昨年 閉校となった 息子が通った 長野県の中学校です。   高いフェンスも無くて 校舎の裏には しいたけのホダ木や 梅の林があって  地もとの方々が 50年程前に 自分たちの手で建てた校舎です。

モルタルが吹き付けられていますが、 校舎内は 黒光りした美しいロケーションで  度々 ロケにも使用されています。

学校の周りを ランニングしたり  一体何処までが校庭なのか!? わからない様な 静かな 美しい場所です。   我が家よりは標高が少々高いので  「 未だだろうな〜! 」 と 思いつつも  足を延ばしてみると 来週末ごろが見頃のようでした。
太陽光発電の会社が 現在は使用しているそうですが、 壊されると聞いていた校舎も 未だ そのまま残っていて  息子へ 写メールをしつつ  電話で伝えると 『 遅いね!!  未だ 咲いていないの? 』 と 驚くほどでした。   『 兼六園は 桜満開だよ!  海でのオリエンテーションもあって ボートのレースをしたよ。  結構早かったんだよ〜♪ 』 と ハンズフリーで 『 今日の晩ご飯は ロコモコ〜♪  マヨネーズも掛けなきゃ〜☆ 』 と 自炊を楽しみながらの お喋りでした。   『 そうそう! シアトルの オバマ政権について語ったパパから 手紙が来たよ! 』 と  ワシントン州での レスリングの試合で訪問した 4箇所の高校チーム内で ホームステイをさせて頂いた御宅のうちの 1件です。   3月11日にも 直ぐに パソコン宛に メールを下さった ワシントン州の皆さんでしたが、 その時にも 心配をして下さった お1人です。  彼の英語力で 何を語り合ったのでしょうか…!?   帰国後に 始めて頂いたメールは 妹に訳させていましたが、『 お兄ちゃん・・・ この内容、 何だか金融関係の難しい内容が書かれているよ・・・汗 』 と。  その後は 『 自分でやってよね! 』と 妹に放棄されて  Google翻訳機能を使って  時々、笑える内容の英文になっている為に  自分で 確認をして  なにやら返信をしていました。  小学校時代から 『 僕の生徒です! 』と ネイティブの先生方に 自慢されてしまって 『 私の息子なんだけど… 』 と伝える事 数回ありの 息子と娘なのですが 「 日本語が通じる国内だから 通じないものが沢山有る 」 も 体験学習を嫌でもしてきているので ハートで語って居るのでしょうか。  

そんな 趣味が、筋トレと 主夫と 老若男女国籍問わずお友達の 息子と 3月11日の震災後に 買物へ行く途中に お買物のお誘いをした方の御宅へも 立ち寄りました。   有名な 枝垂れ桜が、 お庭の向こう側に観られる御宅です。  『 お陰様で あの息子も 自炊を楽しみながらの 大学生を楽しんでいる様子です。 』 と 近況をお伝えすると 『 何だか、色々とあり過ぎて 1ヶ月が 早かったのか、長かったのか? 判らなくなっちゃうわね。 息子さんも お元気そうで 好かったわ。 』 と 楽しそうに お話をして下さいました。
何故だか、 機械の話からだったのでしょうか!?  《 メトロノーム 》 の話題となって  私が大好きな ドイツ製の 《 ウィットナー 》 の コンパクトサイズの 古いものを見せて下さいました。  1つは不調との事で 直せるかは未だ判りませんか、 お預かりしてきました。  1つは 現役で 外装がプラスティックながら 木製のものと大きく変わらない 《 ウィットナー 》 の音を 刻んでくれていて  暫く メトロノーム の音に 聴き入ってしまいました。