人の心に響くもの〜♪

台風1号が去って  フェーン現象で 朝から暑くなるかな〜!? と思ったらば  冷たい 濃霧に覆われました。   朝、 家を出るときには 車のライトを点けなければ  此方は 相手が見えていても  対向車にぶつけられる可能性(それはお互い様)も 有るので  霧が晴れてくる所まで 暫く 気をつけて走りました。


雨が降ると 小動物たちが出てきて  活発に活動するので 我が家の 猫 も ご機嫌で 出掛けて行きます。   そんなご機嫌な動物達は 野生の世界にも 勿論いる訳で そんな日には 朝から 道端に 毛皮のご遺体が・・・。   2日間で見かけただけでも  ハクビシン 3匹が、 交通事故にあっていました。
キツネ達の姿も 夜になると 多く見かけられます。  この数年で 狸も又増えてきています。   時には 道を 野ネズミや リスが、一生懸命に 走り渡ろうと 出てくる事がありますが、 小さいので  普通のアスファルトの道路も 彼らには大変な筈で 「無事に早く渡りきって〜! 轢かなくて良かった・・・。」 と思いながら ブレーキを軽く踏みます。
此れが、 猪や 鹿が飛び出してくる様なことになると  車が 廃車となることもありえます。   近所ですと 大小の動物達が通る 獣道 の場所を知っているので  そこを通過する際には 気をつけます。   気をつけて スピードを落としていても 続けて 鹿達に飛び出されると  なかなかのスリルです!!   何年か前の冬に 仕事が終わって帰路につくと  夕方の凍結路で たむろしていた 鹿の群れに 突っ込みそうになったことが在りますが、 ギリギリ手前で止まったものの  カーブの向こうから現れた 私の車のライトに驚いて  凍結した路面で 勝手に こけて仕舞い  ボンネットの上に 横倒しになられた時には とてもビックリしました。   鹿も 余程驚いた様子で 暫く 硬直したまま 横たわっているので  「死んじゃっていたら どうしたら良いんだろう?」 と 真剣に考える時間が有るほどでしたが、 結局 我に返ってくれて  自力で ボンネットの上から降りて  仲間たちと 山の中へと 歩いていきました。    暗い凍結路などで 偶に 道端に 仔鹿のご遺体が、 丸々 寝ているかのように 落ちている事があります。   民家が近いと お好きな方は 包丁持参で もも肉を1本 お持ち帰りになられたり  丸ごと1体 庭に引っ張りこんで(早い者勝ちらしいです)  ご近所の皆さんと 解体する方々も在ります。
何だか ちょっとグロい話になりましたが、 ちょっと昔までは 猟友会 の方々が、 オレンジ色のベストを着て  鹿や 猪や キジを撃っていました。  最近では 猟友会 の メンバーも減って 鹿が増えて 駆除しています。    

昼前からは 見事に晴れ渡りました〜

半日ほど 雨が上がっただけで  此れほどまでにも 川の水かさが戻っていくのか〜 と 思いながら  川岸に群生している ニセアカシアの花の香りを 気持ち好く 嗅ぎました。   数日振りに お見かけした 富士山は 雪はいつもの年よりは 少々多めに残っているようでしたが、 すっかり 夏の化粧に変わっていました。
先日 テレビで  この富士山を5合目から頂上まで 毎年 5歳児に上らせる 保育園が神奈川県にあるという番組を観ました。  保護者は 手をひいたり 負ぶったりの 手伝いを一切しません。   ですから 辛くて 泣き出す子どもも あるのですが、 自然と 子ども達同士で 声を掛け合ったり  背中をさすって励ましたり それまでの様子とは 全く違った姿を現します。
もう直ぐ 我が子たちの母校の小学校でも 《 全校登山 》が行われます。  高学年は 中腹まで車で行って 八ヶ岳の 山小屋を目指します。  以前の低学年のコースは 安全や 保護者の送迎の車の数などを考慮して  民家の有るところから  高学年が出発する 山の中腹を目指すものでしたが、 数年前から 当時の校長先生が 自ら下見を繰返して 登山経験の豊富な先生方とも相談をされて  経費は掛かるものの  返って民家の辺りを歩かせるよりは バスで一気に スタート地点まで運んでしまって そこから 学年に応じて  上る標高を変えていくシステムに変わりました。   子ども達は 「来年は あそこまで上るんだ!」と 下見にも 目標にもなります。
田舎の子ども達ほど 歩く事をしなくなってしまって  体力測定全国ワースト5に入る山梨県です。  少子化の影響も ありますが、 今年の県総体のレスリングの試合は 前代未聞の 人数の少なさで  試合をする前から 結果が判ってしまっている階級もありますが、 それでも 本番とは凄い場面であって 追い込まれて仕舞って 普通ならばそのまま負けるであろう場面で 意外なる大技が飛び出して 逆転してしまったり  逆転にまでは至らなくても 頑張りが『 遣れば出来るんだよ!! 』 と 自分でも自身に繋がるような内容の濃さを見せてくれる選手達です。   それを経験した高校生達は 急激に 上達し始めます。  その変わり方を何年も見てきましたが、 負けてしまった選手は何処のチームでも 落胆をして  競技から去ることもあります。  それでも「今まで 此れだけ頑張ってきたのだから!」と 更に頑張れる選手は 全国大会で 入賞に至り  大きな密かなる自信を持って 社会へと出て行きます。

数ヶ月前まで そんなに中に居た息子に 『 学校の図書館に並ぶ 新聞を楽しみにね! 』 と 電話を掛けると 『 初日の結果を見たけど 記事の部分は Kenの事しか書かれてないじゃない?』 と笑っていました。  Kenは 娘のひとつ下の 高校1年生ながら  娘との練習で 骨折したり  監督のお父さんに『お前がサボると Moeちゃんの練習にならないだろう!!』と叱られたり  小学生の頃は レスリングから逃げる事ばかりを考えていて  当時の姿を知る 他のチビッ子チームの保護者にも 『あのKenちゃんがね〜 世界の試合に Japan背負って 既に何度も行くようになるとはね〜(笑)』と言われていましたが、 Kenは 息子をお兄ちゃんのように思ってくれていたので  不思議な作用で 2人揃って成長してくれました。  それと もう1つ 彼には秘薬が強烈に効果がありました。   たった一言で こんな風に安心をして 打ち込めるのだな〜! と いつか子供達がもっと大人になってから その話をしてみたいな!と思っています。