台風が去って 風鈴の音と虫の声 ♪


大型の台風6号《 マーゴン 》 が、去りました。 今回は 2つの台風が合体してしまった事もあって とてもエネルギッシュな台風となってしまい  各地での被害も大きかった為か!? アジア名での呼び方で 通ってしまっていたようですね。    昨日は 警報発令となるほどの 強風・豪雨 に見舞われました。  北陸にいる息子は 『 特に何も無いよ〜 』 と言っていましたが、 娘は休校となったものの  丁度 カナダ1ヶ月ステイのメンバーの出発日で 何とか 無事にカナダへと向かったようです。

主人の会社の方から トマト キュウリ ピーマン 茄子 ズッキーニ モロッコいんげん タマネギ ジャガイモ が 段ボール箱いっぱいに詰め込まれた 夏野菜を頂きました。   息子が居れば 3日で消費してしまうところですが、 高カロリーの食事を必要とする家族は居ませんから ヘルシーに 素材の味を生かした調理法で 楽しみたいと思います。   今夜は 焼いた茄子に からし醤油を掛けたものと  お浸しにしたモロッコいんげんには からしマヨネーズを掛けて  土曜丑の日の ウナギと一緒に 頂きました。  ウナギには 千切りにした生姜を添えた もずく が、合います。


台風が去って フェーン現象で 暑くなる!と 心の準備をしていたのですが、 サラリとした ちょっと肌寒くも感じる 高原の風が 1日中 吹き抜けました〜
八ヶ岳は すっかり真夏の表情をしていましたが、 子供の頃に感じた 空気に似ていました。


庭では バラの レオナルド・ダ・ビンチ が、 再び咲き始めました。  本来よりは 小ぶりの花ですが、 色がとても好くて 眺めていて 飽きません。

随分と前になりますが、 テレビの番組で取材された 山梨県の南部町 にある 筍のモニュメントを見に行った時に  丁度 紫陽花祭り の日でした。  会場の 丘 一帯に 見事に手入れをされた 紫陽花が 所狭しと 咲き誇っていました。   その時の記念に買って来た一株なのですが、 毎年のように 植物音痴の主人が 草刈機の餌食にしてしまっていたものの 今年は 元気に花を咲かせてくれました。

ニッコウキスゲ の仲間です。  園芸種ですと ヘメロカリスが仲間です。
今年は ウワミゾサクラ 以外の 木々や 草花の花数が多くて 色も鮮やかで 目を楽しませてくれています。  こんな風に写真を撮っていると 頭の上を オオムラサキや 蜻蛉が 飛んでいきます。

おやつには こちらも頂き物の 撥ね出しの 桃 ですが、撥ね出しだからこその 甘味が在ります!   山梨の人は 固めの桃を皮ごと食べるのが、 普通です。  首都圏まで運ばれていく間に 柔らかくて 糖度も増してくるので 都会の人たちは 柔らかくて 甘い桃 を好まれるようになったのかな!?と 思います。  以前 その様な話を お客さまの御宅でした時に 『 硬いのは 何だか野菜みたいじゃない? 』 と 仰られたので  『 沖縄の人たちは パパイヤを野菜扱いして 調理していますから それと同じ様ですね。 』 と。
意外なことに 桃 大好きな NOЁL です。   固めの桃を 包丁で 適当な大きさに 削ぎ落とす様に切り分けていると  足元でもう 舌なめずりをして待っています。   結局 半分ずつ食べました。  さすがにお腹が一杯になった時には 嬉しそうな表情をするものの 『 ご馳走様 』 と お気に入りの場所へ行って 昼寝を始めました。   残った 種の周りの果肉や 打ち傷で傷んだ部分は 虫たちの餌場へと持っていきました。


ずっと 気になっていた 吊りシノブ の植え替えをしました。  植え替えと言いますか、 根っこが伸び易くなって 保水力が上がるように 球を作ってあげて その上に 軽く解して 痛んだ根っこを取り除いて 被せるようにしました。  大事な 根っこの方も 風鈴を戻す時に 力を入れて傷めてしまったのですが、 植物の生命力を信じて〜♪


日中は 賑やかに 蝉の声が響いています。  夕方になると 風鈴の音で 風を楽しみながら  庭の植物達を眺めてみると  ドウダンツツジや サラサドウダンは 既に 来年に備えて 花芽を育てていました。   紫式部や マジョラムも 咲き始めていました。
日が長くなって 日常生活の時間の流れも 子供達が小さかった頃とは違って 大人モード となって  最も 花の色が映える 夕刻の時間 を 楽しむこの頃です。