ピアノも人も夏の対策


大型の台風が去ったので さぞ暑くなる事でしょう・・・ と 心の準備をしていたものの  なんと涼しくなりました!   過し易くて とっても気持ちの好い風を楽しんでいますが、 兼業農家などで 自宅用の米などを作られている方々は 『 気温が上がらないと 米が育たない・・・ 』 と 嘆いています。
でも 20年位前までは こんな感じなのが、 当り前で 真夏でも プールに入れる時期は極僅かで 堂で大より上の人たちは 泳げない方々も少なくないですし  ノースリーブなんて着る事が出来ませんでしたから。


夏には ピアノに対して 気をつけなくてはならないことがあります。  それは 調律師がかく 《 汗 》 です〜
実は 余り気にしないで  普通に半袖のワイシャツを着た状態で 作業をしている 同業者は少なくないのですが、 ホールなどの 色々な調律師が仕事に入る場所でも 起こっています。

ライトの加減で 判り難いかも知れませんが、 金属の ネジ が 錆びています。
これは 調律師の 腕 が 作業の間中 多く触れることから  汗の塩分によって 錆びたのです。  直ぐに 破損に至るわけではありませんが 本来錆が出ない個所が 調律師の作業後に 錆びた 事自体が、 破損 とも 言えなくも無いと 考えられますね。

この様な事を 気に掛けている 調律師は  夏でも 長袖のワイシャツを着用しているか、 私のように 昔の事務員さんや 農作業の時に腕にはめる 《 アームカバー 》 を 使います。
弦が切れるなどの修理の際でも 軍手 をはめて ミュージックワイヤーを扱います。  折角 張った 弦 が、 素手や 汚れたままの軍手の為に  早い時には 1週間ほどで 錆までには至らなくとも  変色をし始めます。   学生の時に アップライトピアノ は 横に寝かせての オーバーホールや  グランドピアノのオーバーホール の 勉強で  全ての弦を外して 各所の修理をしてから  新しい弦を張った際に  あるグループでは その日の作業を終えて 外した 軍手を放り投げて帰ってしまい  土日の週末が明けての 月曜日には 奇麗に張られた 弦の中央部に 人の手の形が、 浮かび上がっていました〜
冬場は冬場で 長袖こそは着ますが、 ジャケットや セーターの布地が引っ掛って 作業し難かったり  布地も傷めることがありますので  私にとっては アームカバーは 必需品です。
そして ジャケットや ブラウスに 金属のボタンが着いていない物を着用したり  ズボンのベルトのバックル も 金属的なものよりも 革で包まれている様な物を選んで  身に着けています。   直接 金属的な硬いものが、 ピアノのボディーに当たらないようにして 傷つくことを 防いでいますが、 もしもそう出来ない 服装などの場合には エプロン 等を着用している同業者も居ます。   私は 作業中に エプロンは邪魔になることが多いので  お客様の御宅では使うことがありませんし  自宅の修理の際には 冬場ならば 割烹着 のようなものを被ってしまいます。



台風が去って 日中は 賑やかに蝉が鳴き続けますが、 夕方には 秋の虫の声が 聴こえてくるようになりました。
季節的に イベントも多い時期ですから 現場へ出向いての作業も 多いですし  個人のお客様の御宅へ 特に別荘の御宅へ伺うことが多い時です。  有り難いことです。   イベントは 今年は特に様々で  東日本震災義捐金を募る チャリティーを兼ねた 通りすがりに 足を止めて聴いて行って頂ける様な エントランスの様な場所での 演奏も 増えています。    Live の チケット代の 諸経費を抜いた 半分以上を 義捐金としている事も多いです。   勿論 多くの方々に名前を知られている アーティスト の皆さん方は 生活をしなくてはいけませんから 最低限の出演料を頂いてはいますが、 出動回数は多いものの  出演料は お友達プライス として最低限の日当に近いもので チャイティーに 協力されている方々が少なくないのです。
ですから これ以上 消費税などの直接的な日常生活に掛かる税率 UP は  私も無名ながら 同様の立場なので  是非とも止めて頂きたいです。   その前に 各方面に集っている 義捐金を手数料を引き下げて  正しく確実に使って頂いて 被災者の皆さんへ安心をお届けして  更には そこからの経済効果を上げる方法を考えて頂きたいものです。
アーティスの皆さんはじめ 私たちは贅沢したい訳では無く  仕事が出来て  喜んでくださる皆さんの顔を見ることが、嬉しく  大きなエネルギー源となっています。   そして 生活も 今だから必要な 今だから出来る遣るべき 勉強などを 自らもする必要が在りますし  家族が在れば バイトをする時間も無く 学校で勉強している息子や娘の為に 稼がなくてはならないのです。  「勉強よりもバイトしろ!」と言う方も在るでしょうが、 専攻次第では そんな時代では無いのです。    教育費 に関しては 我が家だけではありませんね。
現役大学生達が、社会人となった時に 福島原発などの災害処理を 確実に安全に行うシステムや ロボットなどを作っているかも知れません。  そして我々大人たちは 知識や知恵を その様な若者達と共有して  更に効率良く 安全に進行する手助けをする側へと  次第になって行くのですから。

マルホン 太白胡麻油 450g

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近所のスーパーでも入手加な油ですが、最近 常備品となっている 1本です。
今年の夏は このまま涼しいままならば 助かりますが、 夏バテ予防と 喉の痛みに効く 白胡麻油 を 皆さんにご紹介をして 『 意外にも 効いた! 』 とのお声を頂いています。   ちょっとお値段が高いのですが、 普段のお料理に使ったり お勧めは ドレッシングです。  油を入れていないの!?と思うほどに サラリとしています。
急激に気温が上がったり下がったりすると 体力も落ちますが、 風邪かな!?と思いつつ ノドの痛みを感じたと時には 小さじ1杯を喉の奥に流し込んで 上を向いたまま 頭を振って 喉全体に行渡らせると 不思議と楽になります。  コーティングと 殺菌効果が強いのだそうですよ。  茶色の胡麻油や オリーブオイルでも試してみましたが、 その効果は 全く違っていました!!     蓋を開けたら 2ヶ月以内で使いきれるように 我が家では小瓶を使っています。
皆さま くれぐれもお身体にお気をつけて お過ごし下さいませ。