お腹に響く 花火の音


この数日 各地での大きな災害を齎している 天気の為か、 扇風機を使わなくても凌げる暑さです。   昆虫達も 途惑っているかのように  やっと 成虫 となって  数は少ないのですが、 この数年は 見かけなかった珍しい 昆虫達が 餌場にやってきます。

今日は ご町内の 花火大会です。   かつては 小学校の校庭で 『 「ひゅ〜〜ん  ぽん!」 只今の花火は ◎◎商店提供の〜 』 と 1発ずつを楽しむようなものでしたが、 NHK大河ドラマ武田信玄 》 の 信玄館(やかた) の ロケセット誘致 から始まって  馬を多く使った 戦 のシーン等を撮影した年から 《 ホース ショー 》 が始まりました。  その頃は 未だ 花火大会とは別に行われていましたが、 出演された俳優さんたちもいらしてトークされるようなイベントでした。   

会場は 県馬術競技場です。    28年(!?)ほど前に かいじ国体 の会場として誘致された  現在では 各全日本クラスの大会も行われる場所です。   来週末にも 大きな試合が行われます。   以前は 毎週のように その様な試合に手伝いとして 参加していましたが、 主人も私も 土日の仕事が増えたり 子供達のレスリングの試合も増えたので この数年は 出場する為に全国から愛馬と共に集ってくる選手や 審判員の皆さんとの同窓会の様な感じで 試合の観戦に行きます。
ご町内に 温泉&道の駅 が作られると 余った温泉を利用しての 馬用の温泉も 作られました。

今年は 一般道を馬でのパレードは 交通渋滞などの問題もあって なくなりましたが、 第1回ホースショー の時には 急遽 『 馬に乗って 直ぐに競技場に行って! 』 と言われて パレードに参加したのですが、 シッポに赤いリボンをつけた 『 蹴るので気をつけて』 の馬の後を歩く事になって 凄く嫌でした。
今年は 滋賀県栗東と言う競走馬のいる所で スポーツ少年団で指導されている知人達が、 日帰りでやってきました。   昼間から レンジャーもののショーや 引き馬などもあって 夜の花火大会まで  観たり 参加したり出来る 1日です〜
  


ご町内外の 乗馬クラブから 馬と乗り手が集って 練習を重ねて来た マスゲームや ウエスタンの全日本クラスの演技や  日頃 一般の方々は見ることの無い 馬場馬術と言う 馬の足並みの美しさと正確さを競う競技のデモンストレーションなどが、 続きます。    木曽馬を使っての 流鏑馬 の披露もあります。  昔の馬たちは 世界的に嘆息だったのですが、 現代の時代劇では サラブレットを使うので 役者さん達の苦労を伺っています。   武田信玄のロケの時には 主人も合戦のシーンの その他大勢の馬と武者役で 甲冑を着てでました。   以前 上野でのルーブル美術館展での絵画に描かれている 馬 が 『 豚みたいだね・・・ 』 と 呟く女の子達がいたので つい『 オスカルも 豚みたいな馬に乗っていたんだよ〜 』 とそんな話をしたら 直ぐ横に要らした若い男性が 『 馬の走る勢いを利用して戦う為の剣を トルコ人は使っていたから サーベルよりも合理的だったんだよ! 』 と 周囲の皆さんとミニ解説会となったことがありました。
ホースショーの目玉は 人馬一体の 火の輪くぐり です。  サーカスのライオン達が飛び越えるような 火の輪 や 障害に 火を点けての 演技です。

馬たちの敏感さをご存知の方々からは 『 こんな近くで花火を上げても 大丈夫なの? 』 と 訊ねられます。  実は ホースショーが始まった当時は 馬を扱っている牧場や 競技場の近くでは  普通のロケット花火を上げただけでも クレームが入る様な大騒ぎでした。  地方競馬上の競走馬などを扱っている所もあったので 尚更でした。
ホースショーと 花火大会が一緒になった当初も 馬房の中で 驚いて嘶く馬たちでしたが、 多少の音などに反応しているようでは 大きな試合でも勝てない!と言われるようにもなって  段々と慣れていった 馬たちです。
ただ、 毎年のこの日は 台風や 大雨の得意日で この数年は レスリングの試合などもあったので 行くことがありませんでしたが、 パラパラと時々振るものの 娘のお友達や 滋賀県からの友人達のお陰で 楽しく楽しみました〜