蓮の蕾の開く音は聴けませんでしたが、様々な国の言葉を目と耳で楽しみました♪

上野散策 最終回です〜
昨日 ご紹介をしました 《 国際子ども図書館 》 では 17歳以下の 子供達と共に 大人も楽しめる 閲覧室が在ります。  ここは 比較的に ルールがゆるいのですが、 18歳以上 でなければ 利用が出来ない 資料・閲覧室では 入口で A4 版 以上 程のサイズのカバンは コインロッカーに預けて 利用カードに必要事項を記入してからの入室となります。  
残念な事に 18歳未満の 娘たちは 入口までしか 入室が出来ない資料室では 入室すると 資料室の担当職員の方が 直ぐに声を掛けてくださって 対応をして下さったのですが、 入口正面には 「35ヶ国語に翻訳された 【 ハリー・ポッター 】 第1巻 初版本 」 が、 展示されてありました。    時間が余り無い事や 娘達は 既に 先にパンダに会いに行ってしまったものの  英語・韓国語・ フランス語などを学んでいる事などを伝えると 『 入口の この見えるスペースまでは 入れますので 2週間ほどの短い展示ですが、 是非とも ゆっくりとご一緒にお出掛け下さい。 』と仰ってくださって  各国での 装丁の仕方や 国に由っては 持ち歩きやすいように 2冊上下巻に分けてあったりされている事等を 説明して下さいました。   表紙を飾るの絵も 何カ国かは 同じイラストを使っていましたが、 印刷時のインクの色の違いなども含めて お国柄の個性が出ていました。   その中で ひと際 目に付くのは 日本版の 細かな描写のイラストの表紙でした。   そして 『 宜しかったらお持ち下さい。 』 と 《 35言語で ハリー・ポッター 》 と題されているプリントを下さいました。  各国で 《 ハリーポッターと賢者の石 》 の タイトル一覧 でしたが、 ローマ字読み的にでも 読んでみると 面白いものでした。   帰宅してから 娘は 無言で 思った以上に プリントを眺め続けていました。  まだまだ 入手出来ていない国のものも有るそうなので これから増やしていくそうです。
 

このモザイクのパンダは 多くの方々が 見覚えのあるものだと思います。  ランラン・カンカン を迎え入れた時から 早いもので ウン十年が過ぎています。

こちらは 《 リーリー 》 です。   男の子らしい 可愛らしいながらも 精悍な顔つきでした。   シンシンと並んで それぞれの飼育スペースで 同じ格好をして ムシャムシと 笹を食べ続けていました。   どっしりと腰を据えて 器用に手を使って  美味しそうに 笹の葉 を口へと運んでいきます。  近所で 『 熊が出ましたので 注意して下さい! 』 と 偶に 防災無線の放送が流れることがありますが、 彼らの ホンワカ〜 とした食事のスタイルを見ていると 大きなぬいぐるみ にしか見えません。

こちらは 《 シンシン 》 です。   プロフィールのプレートに書かれてあった お誕生日を見て 『 息子の教えてあげなくては! 』 と 1人で笑ってしまいました。  トム・クルーズや F−1レーサーのホープ セバスチャン・ベッテルや ナインティーンナインの岡村と 同じお誕生日です。
女の子らしい 丸くて可愛らしい顔をしていました。  食欲も旺盛で 美味しそうに笹を食べていました。


別行動となった 娘s&主人チームを探しながら モウモウと砂埃の上がる 柵 の前を通ると 巨大な身体をした ゾウさんが、 飼育員さんに 竹箒で 身体を掃いて貰っている、ならぬ 身体を撫でてもらっている最中で  
余りにも気持ちが好かったのか、 背中を撫でて欲しかったのか、 ゆっくりと身体を横たえた時に ボワ〜っと砂埃が上がったのでした。

ちゃんと ゾウさんの進化の過程や 現在の内臓器官の様子などが、 標本や パネル展示もされてあって  生きているゾウさんと 2次元の増産を比較する事ができて 面白かったです。



バクさん達に声を掛けながら 西園 の方へと向かいながら 『 1人だけど 新型車量のモノレールに乗っちゃおうかな〜!? 』 と 思いながらも  山羊に声を掛けながら 懐かしい イソップ橋 を渡ったところで 主人から電話が入って 『 今 モノレールのホームで 順番を待っているから〜 』 との事。  もしも私が乗っていたならば、 到着駅で擦違うところでした。

丁度 イソップ橋 を 渡り終えた所で 外国の若者達が、 歩道橋の高さの直ぐ脇の メタセコイヤ の木 の写真を撮っているので 「 何がそんなに珍しいんだろう? 」 と 側によって行くと  何やら指をさしながら 英語で 「可愛いね!」 とか 「寝てるよ!」 とか 「面白い!」 とか 色々と言っているので 一緒に覗き込むと 『 暑くて ダルイ・・・ 』 と 呟いているような格好の カナダのヤマアラシ がいました。   本来の彼の住処には 誰も居らず、 木の上 5m程の所で 避暑中でした。


更に 歩道橋の反対側では レッサーパンダが 同じ様に ダルそうに  昼寝をしていました〜
 

この ダルい レッサーパンダ達を眺めていると  一旦 頭上を通過して行った モノレールが 再び 戻っていきます。   見上げると 娘s&主人 が 『 お〜い! 』と言いながら 手を振っていました。
モノレールを見送ってから 不忍池の風景を眺めました。   Dr.ベルツが 日記に書いた文章の中には 「 じゅらく亭 」も 度々出てきますし  丁度 東大の在る 丘の方から来ると  今の私が立っている「 反対側からの風紀を見ていたのだろうな〜 」 と 思いながら 紅いお宮を眺めました。


不忍池に最後に来たのは 子供達と 国立科学博物館での 恐竜展 を 見に来た時だったと思います。   子供達が未だ小学生で 上野の動物園の 西園 では ゴリラの繁殖プロジェクトを進め始めた頃で 大きな工事を進めていました。  鵜 の大繁殖によって 池の畔の木々は フン害で 枯死し始めていて  強大化した アカミミガメ(ミドリガメ) が、沢山 甲羅干しをしたり 泳いでいました。    向こう側にある 紅いお宮が見えない程に 樹木も回復して  池の水を浄化する作用の強い 蓮 が、 覆い繁っていました。
何方だったか・・・ 有名な作家が 『 蓮の蕾が弾ける時に聴こえるといわれている 「ポン!」と言う音を聴こうと 何日も通って 耳を澄まし続けたけれど とうとう聞く事が出来なった・・・ 』 と 何かに書かれていた事を思い出しました。    私は 庭の木々の芽の弾ける音を2日間に亘って 数時間も楽しんでしまったので 蓮もきっと聴く事が出来るのではないかな〜!?と 思いました。

1日で 濃厚な上野散策を楽しみましたが、 この後には 娘の大好きな アメヨコ に 勿論の事!のように 行きました。  チョコレートの袋詰めは暑過ぎるので買いませんでしたが、 韓国の方のお店で 破格値のトッポギと そのタレと 黒豆のマッコリを買っていると しっかりと自分が好きな 韓国のインスタントラーメンをお店に人に手渡していました。  そして その斜向かいの トッポギのお店で売っていた 韓国のおやきを見つけて 『 「ホットク」 食べたい!! 』 と言い出して  お兄さんが勧めてくれる『 トッポギ 美味しいよ〜 』 を聞こえないかのように 『 ホットクが食べたい〜! 』 と  娘は 餡子入りを Mちゃんは チーズ入りを 私は 蜂蜜入りをオーダーしました。   その場で 生地に中の具を包み込んで 鉄板で焼いてくれるので 時間は掛かりましたが、 3月に韓国へ行った時に クラスメイト達の多くは食べていたのだそうですが、 娘は『 時間が無くて食べられなかったから 食べたいの! 』と 嬉しそうでした。    韓国人のお兄さんに 『 この子には ハングル語で話掛けて大丈夫だよ。』と言ったのですが、 ちょっと困った顔をしていました。   日本語ででしたが、食べたい訳を娘が伝えると 『 ホットクの屋台が沢山並んでいる所が在ったでしょう? 』 と 懐かしそうに  韓国の話を楽しそうにしてくれました。     とっても熱くて 美味しそうな焼き立ての ホットク を受け取りながら  やっと ハングル語で 簡単な挨拶と お礼を言いながら 私には分からない何かを一言言った 娘の言葉は  お兄さんが 『 おっと〜! 』と驚きながら 『 また着てね! 』 と 嬉しそうに 手を降ってくれました。