子供たちのエネルギーに励まされながら 仕事も頑張れます!!


レスリング協会
http://www.japan-wrestling.jp/

子供たちと共に 長いこと関わってきた レスリングですが、 早いもので 小学生だった子供達が 中学生、高校生、大学生と なって行きます。
練習の場所と 指導者を探していた時に 『 小さい子供と思わずに 先ずは見て下さい! 』と お願いをして伺った 韮崎工業高校ですが、 結果として 息子の母校となりましたし 娘の中高校での監督までも 引き受けて頂く事となった監督の ご子息を 娘と一緒に 半分勝手に 全日本中学選手権 に エントリーしたのは 彼が 中学1年生でした。  彼にとっては 公式戦デビューとなったのですが、 多くの子供達が 小さな頃から練習をして 多くの試合で場数を踏んできている中で 初戦初☆を上げました。  お父さんの監督と共に 優勝した位に 皆で喜び合いました。  
それから間も無く 娘とのスパーリング(実戦的な練習)中に 骨を折る怪我をさせてしまいました。  本当の事故だったので お母さんからは『 Moeちゃん、ウチのKenを傷物にしたから 責任とってね〜! 』と 熱心な練習振りを見守っていただきました。  しかし 東日本などの試合に出られなくなった分 チームメイトの試合を見ていて 体が動かせないもどかしさを感じた様子で 完治すると  筋トレに励みました。

前の年には 2回戦敗退のデビュー戦を飾ったばかりだった Kenですが、 2度目の 全日本中学選手権では カナダへ語学研修に行っていた娘の分も頑張ってくれたのか!? 水星の如くに現れての 決勝進出となって 準優勝となりました。  そして 昨年の 全日本中学選手権では 又もや決勝へと駒を進めて  全国大会での優勝の白星を 幼稚園の頃から取り続けている対戦相手に 臆する事無く  見事な 勝者となり 韓国への試合遠征の切符を手にしました。  更には 高校生との試合出行権 獲得となったのですが、 見事に優勝して アジア大会の切符を掴みました。  アジア大会では 中学3年生から高校3年生の早生まれまでの カデットのクラスでの 日本人初の決勝進出を果たし 準優勝となりました。
そして 今春、うちの息子と入替りに高校生となって アジア大会を超えた 世界選手権への切符を掴み取りました。   全日本グレコローマン選手権では 油症を果たしたばかりの ハンガリー遠征でしたが、 見事に 日本人初の カデット・グレコローマンスタイルの メダリストとなりました。  昨年は 先輩の 米満が、世界選手権で 16年振りの 金メダルを獲得したばかりなので 嬉しい事が続いています。


さて たまにはピアノのお話です。
これは アップライトピアノの 鍵盤よりも下の 内部の様子ですが、 弦が張られた向こう側の ボードが 《 響板 》 と言う スピーカーの様な役割の個所です。
ピアノの 幅広い音域の音を バランス好く 響かせる為に 常に研究をされているものです。  何枚かの板の 幅の薄い側面で はぎ合せ をして 大きなボードを作っています。

しかしながら 何年か、経つ内に 剥ぎ合せた個所に ヒビが入る様な 破損が生じることがあります。   美しく響き難くなったり 雑音の原因となってしまうので  その様な場合には 同じ材質を使って 隙間を無くす修理 《 埋め木 》 を行います。  ヒビが入ってしまったからと言って 直ぐに壊れるようなことはありません。  ヒビ以外の故障も伴った場合には 響かないピアノになってしまいます。

最近では 見かけることが増えてしまっているのですが、 新品のピアノの 響板 でも 音の質が 落ちる訳ではありませんが、 貴重な材木を上手に利用する為に 樹木の成長過程で生じてしまった 木目の不都合を 木材の僅かな部分を この《 埋め木 》を使って フォローしながら作り上げています。
この作業の跡を見ると 工夫の仕方などに感心しつつ  色々な事を考えます。