表彰式の曲、リピートしないで聴きたかったなぁ。


昨夜の夜行バスで 石川県を出発した 息子が、一旦我が家の横を通り過ぎて 新宿から JR鈍行を乗り継いで 甲府まで着ました。 『 通勤快速の意味が分からなかったから 1本早い普通に乗ったら 結局 その通勤快速に乗り換えた… 』 と 片道 700km近い移動をしてきました。  未だ 中央線は好いです。  実家沿線の私鉄線なんて 途中から地下に潜ってしまって 行きたい所に行けない電車が走っていますから…。  私も息子同様に『 やっぱり電車は(未だに)苦手… 』です。  と言いながら 予定通りの鈍行乗り継ぎで 甲府駅で待ち合わせました。
ちょっと時間に余裕があったので 用事もあった友人の所へと寄りました。  『 いつも新聞に載っているから 出ていて当り前だと思ってたけど 今年も国体 向こうから出るんでしょう?』 と そんな話題になりましたが 『 レスリングは止めちゃって 今は ロボコン』 と 伝えていました。   ローカル新聞では 頑張った成りに 掲載していただけるので 県内の皆さんが近況を知っていて 楽しんで下さっている日々でした。

今回の帰省は 県体育祭り での 国体3位以上入賞者への表彰の為です。  通知が 1ヶ月も前に届いていたのですが、 息子のものは転送される様にしてあったので てっきり似ている主人の名前だと 勘違いをしていました。  渡された主人も主人で 自分宛のものでなければ、教えてくれれば好かったのですが 結局 放置。   小学校入学時にも 主人の名前と 息子の名前のハンコが、入替ってしまっていたことがありました。
現在所属している部活の先輩に 今回の表彰式の話をしたら 忙しい時では有るものの 『 折角だから 行って来いよ!! 』 と言われたらしく  夜行バス往復を探して見ると ほぼ満席で 結局チケットが取れたのは 強行軍での日帰りとなりました。
会場の駐車場に着いてから ワシントン州周遊親善試合に行く時に買った ジャケットとネクタイとズボンを 詰め込んであったカバンから引っ張り出して 『 シアトルでも 移動の度に こんな感じだったよ。』と懐かしそうに 上手い事に皺にもならずに 平服に着替えていました。   10月上旬の 国体を控えているので 少々のゆとりがあれば出席が出来るものの 県内の大学生や 後輩達の出席は勝つために練習に励んでいる最中だったのでほぼ欠席。   出欠などの管理担当者が 『 遠い所を来てくれて 有り難うございます! 』と 挨拶にわざわざ来て下さいました。

天気予報に裏切られて夏日となったのですが、 節電中の体育館は 2階席の私の場所は 34度を越えました。  途中で 飲み物を買いに行こうかと思ったほどで 後から「買いに行けばよかった…」と思う様な 軽い脱水状態となってしまいました。  式典が行われる アリーナ席は いくらかは涼しかった様子で  寝不足の息子は 一番前の席で 舟を漕ぎ始めました。  様々なセレモニーや 式辞などの進む中で 大時化の様な舟の漕ぎ方です…。   時々 鳴り響く ブラスバンドの演奏で サビの個所を延々と繰返す《 表彰式の曲 》 が 眠気を更に増幅させた様子で  狭い県なので 来賓席に座られている方々の中にも知人があるので 恥ずかしいものの 『 しっかり寝てるよ〜 』 と笑われていた事と思います。
表彰名が 順番に読み上げられていく中で 時々は目を覚ますものの 再び舟を漕ぐので ドキドキして見ていましたが、 自分の名前は ちゃんと分かるもので 高校時代の授業で鍛えた成果を発揮して ちゃんと立ち上がりました。
式典が終って 賞状や記念品一式を欠席者の分を預かりに行くと 『 米満くんの分も 良いかな〜!?』と 現在 世界選手権でのロンドンオリンピック出場権も兼ねた試合中で欠席の OBの分も 『 悪いね〜 』と言われながらも とても嬉しそうに 託されました。   その内に 何か別の式典で監督が会うでしょう。  来年のオリンピックには 米満が、 その次のブラジルには 米満と 監督Jr.の 健一郎が出てくれることを 同じ道場で練習を積んできた関係者は 楽しみにしています。
道場へ寄ると 帰省を知って 来てくれていたOB達と お酒の大好きな監督へ 『 餡ころ餅ですが… 』 とお土産を渡すと 『 お礼にこれを上げよう! 』 と何やら見覚えぼ有る箱を手渡されていました。  『 韮崎市から チームに貰った表彰の楯だから キャプテンだったお前にやる! 』って言われても 嬉しさ半分 『又増えちゃった…』半分の苦笑いの息子でした。 

新宿までの特急指定乗車席券が ¥5,000 以上掛かるのですが、 接続が悪いので 《 えきネット 》で 最終の特急あずさ を ¥3,600 程で チケットを取ってあげました。  暫くは ゆっくりと時間が過ごせます。
先日 大きな事件を起してしまった事で 地元の某焼肉店が 無くなってしまった事で リーズナブルに肉が食べられなくなった事もあって 近所の焼き肉屋さんの 《 花梨 》 へ行きました。  

以前ほどの食欲も無くなったと言いますか、 運動量が 1/10程に減ったといっても過言では無いので 食生活にも気をつけては居るとのこと。  安心して 焼肉屋さんへも連れて行けます。
お任せコースの他に 私は大好きな レバー と サラダを頼みましたし 息子は 『 鹿肉 !』 と珍しいものを頼んでいました。  1人暮らしを始めて 食生活も随分と変わった嗜好となって 自ら秋刀魚を買って焼いて食べているだけではなく 私のレバーまで食べられてしまいました。   鹿肉は『 近所で歩いていた奴じゃん?』と お店の人には聞かせられない事を言いながら 『 この前も 小海線が 鹿をはねてたよ。』と 山梨ご当地ブラックユーモアで 盛り上がりました。