調律師の被災地への思い
今日は 3,11から半年と 9,11から10年の日です。
被災した友人知人始め 多くの方々のことを思います。
9,11の後には 当時 アメリカ国内にて仕事をしていた日本人の知人友人達が ビザの延長を取らずに 帰国しました。 そして 日本国内にいるアメリカ籍の友人達は 一旦は帰国した人もありましたが、そのまま留まりました。
『 少しずつ 多くの人々の心の中が 怯えていて 国のバランスを崩している… 』 と言うような話も 多く聞きました。
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年齢に関係なく 3,11当日からの 被災者の立場から描かれた ドキュメンタリー絵日記です。 可愛らしく描かれてはありますが、 『 ありえない… 』 と思う様な目の前の光景を描いています。
今回の震災は 大きな揺れだけではなくて それに伴った 大津波 による 被害の拡大を招きました。
先日 娘と 地上波放送の映画【 忍たまラン太郎 】 のアニメを見ていたのですが、 エンディング曲を被災した直後に行われた避難所にもなっている体育館での 小学校の卒業式で歌われたそうです。 7名の卒業生の内の 1名の女の子が ピアノ伴奏を担当していましたが、 津波の影響で 鍵盤の下まで 水を被った アップライトピアノでした。 今でも 体育館の端に置かれているそうです。
被災地の出身者のピアノの先生より 『 もう少し整ってきたら 使われなくなっているピアノを集めて 現地へ運んでもらうことは出来ますか?』 と言う相談を受けています。 大きな組織で行うことも1つですが、 それでも満遍なく行き届くとは限りませんし 搬入予定先に 搬入作業が行えない場合も出てくるなどのトラブルも起こることでしょう。
音楽に関わる人たちに呼びかけをするなどして 運送費のカンパも必要です。 色々な下準備をしなくてはなりませんから 直ぐには動き出せないとも思いますが、 相談を受けた方々の地域からでも 出来る事をしていきたいと考えています。
眠っているピアノを テレビコマーシャルの「高価買取」に託すか、 弾きたくても弾くピアノが無くなってしまった子供たちの元へと託すか!?
もしも 皆さんの御宅で 眠っているピアノがありましたらば ピアノを失った子供たちの事を ちょっとだけでも好いので 思ってみて下さい。