終の棲家へ

今日から 遠出のお仕事です〜

お客さまと待ち合わせをして 一路、京都へと向かいました。   早い時間の待ち合わせでしたので 諏訪湖サービスエリアで朝食を取りました。  時間帯が好かったのでしょう、 諏訪湖が鏡のように 朝日を浴びた景色を映し出していました。

栗東から降りて 琵琶湖大橋を渡り 大原のお漬物屋さんに立ち寄りました。    お店の前の工場で漬け込まれる 自家栽培の 青紫蘇と赤紫蘇 の広い畑が、 京都の杉の山の風景と 何とも言えない 個性的な風景を作り出していました。 

ポピュラーな昔ながらの漬物だけでなく オリジナルのユニークな漬物が、沢山ありました。   一見、 リンゴの真ん丸コンポート!?かと思った タマネギの丸ごと漬物は スライスしてそのまま頂いても美味しいですが、 アレンジのバリエーションは 瞬時にイメージしただけでも 数知れず〜 楽しめるものでした。   そして 旬の素材の ちょっと若いカボチャを半分に切った状態で漬けられた物は 白瓜の様な味と食感でした。  沖縄の パパイヤや 小さな間引きされたスイカやメロンの漬物にも似たものです。   
様々な素材を生かして それぞれに合った味付けが、 シンプルになされているので ついついと箸がのびてしまいそうな物ばかりです。
特に気になったものは 漬物の味わいを生かした ドレッシング がありました。

お店に入る時には 色とりどりの漬物に目が奪われていましたが、 お店を出る時には こんなにも立派なベンチの存在に 気が付かなかった事に驚きました。

少し前に話題となったものが、目に入りました。
そう言えば 子供の頃に 祖父母の住んでいた福岡の小倉の山には 《 小 》 の字が浮び上っていたことを想い出しました。  京都で 《 大 》だから 《 小 》なのだと思っていましたが、小倉の《 小 》 だった筈です。

様々なピアノ達の それぞれの経緯があって  今回は その内の 1台のピアノが、 3度目の引越しとなりました。   明日の搬入を持って 終の棲家を得る事となるであろうと思われます。  でも 出逢った時には まさか京都まで来る移動させることとなるとは思いませんでした。

ピアノと 半同居人となる ココロちゃんです。   昨日 トリミングヘと お出掛けしたそうですが、 お迎えの車には 先客のワンコが乗っていたらしくて 大パニック!!   無事に帰ってきたものの 一夜明けても 未だ緊張しているとか。   それでも 我が家の尻尾の生えている家族達のブレンドされている香りには ちょっと反応していた様子で 安心できる定位置に納まったので レンズを向けると ちゃんとカメラ目線で ポーズを取ってくれました。

お夕食は グランドプリンス京都の 豪華な京都ならではの 立派なお料理の数々に 先ずは 目で楽しませていただきました。

意外な食材や その組み合わせを生かしての  何重にも楽しませて頂けるお料理が 次々と運ばれたのですが 色合い、盛り付け、香り、食感、思考的にも楽しめて 写真を撮ることを忘れる始末でした。 

部屋へと戻る際に エレベーターで一緒になった方の襟には 朝日の社章があったので 『 朝日新聞ですね?』と いつもの癖で声を掛けてしまいましたが、 カメラを持たれた記者の方も笑顔で 『はい、お分かりですか。 明日 お向かいの 国立国際会館 で対局があるのです。』と 教えて下さいました。  『山梨の常盤さんでは 毎年 羽生さんが活躍されていますが、 知人のお父さまが 羽生さんに将棋を教えられた方でした。』と お話しすると 『羽生さん、今日 勝たれましたよ!』と とても嬉しそうに教えて下さいました。
部屋のテレビで 羽生さんのニュースを見ながら 知人へ『羽生さん勝ちましたね! 明日の対局を控えている 山下さんが同じホテルのようです。』 とメールを送ると 『 貴女からのメールで 山下さんってあったので「柔道の!?」と思ったら 写メがあったので分かりました。』と 楽しい将棋&格闘技談議のメールで 久し振りの近況報告会となりました。