年度末の忙しい時でも 楽しみはあるものです♪

3月11日、多くの方々が、黙とうを捧げられたことと思います。  昨日も大きな地震がありました。 長野では さらなる連鎖的な被害が出ています。 亡くなられた方のご冥福をお祈りしつつ ご遺族の心が、少しでも穏やかに過ごせますことをお祈りしています。  そしてどこから手を着けたら良いのか判らない状態の復興作業ですが、報道規制も想像以上に大きく掛っている現実の中で 生活をされている方々の 小さくても手応えを感じられる実生活であって欲しいと願います。
3月11日には、以前お世話になった先生方の呼びかけで 日本キリスト教団の教会での礼拝にて お話をして下さった先生を中心に 教育について考える座談会に出席しました。  教育=学力=偏差値(点数) と思われている方々が多い中で 学校教育・生涯学習についての本来の意味を考える時となりました。
大きな災害に見舞われて 更には近い将来にも再び大き震災の可能性が高まっている中で 活きながら生きるためには、本来の教育を振り返って 知識を 知恵として 乗り越える力を身に着ける事と感じています。  我が子たちも 自分の興味ある、得意とする分野を生かして 社会人になる為の準備段階の今を過ごしています。  文字で書き表すと「そんなに難しい事を 本当に考えているの?」と思われる方もあると思います。 しかし考えている人は、考えていますし その様に「?」と思われた時から 学習や教育の 1ページは開かれたのです。  哲学 と言う言葉が最近多く使われていますが、(以前には、「ソフィーの選択」がベストセラーになったバブル崩壊の時期がありました)何かを感じて そこから考え始める事が、哲学の始まりな訳なので 誰でも哲学をしているといても過言ではないと思います。
その座談会では、意外な方々との再会や出会いに恵まれました。  不思議なご縁があるもので 共通の知人の多い方もありました。

年度末が近付き、次々と色々な書類が届き 手続きを必要とするものが、順番を待っています。 さっさと終わらせれば良いものを 何と無く、毎年3月15日が、確定申告を提出に行く日としていて 最終日は幾ら田舎でも混むので 朝一番で行きます。  今年は ほかにも用事があったので 昨日14日の中途半端な時間帯に行ったのですが、意外なる穴の空いている日時の様で 来年からは 3月14日に行こうかな?と思いました。
愛車のアベンシスの車検も迫っていて 車検中は いつも代車を借りるのですが、スケジュール的に 早くから家を出るような遠方への仕事が入っていない 出来るだけ OFF日 に お願いをしています。 以前乗っていた RAV-4 のマニュアル車も 3月が車検だったので 序に 冬用のスタットレスタイヤから 夏用タイヤに履き替えて貰う様にしていたのですが、 今年は いつまでも気温が低そうなので 雪や凍結の心配があって 先に車検の予約を入れました。
チビッ子レスリングのスポーツ保険の更新手続きもしなくてはならないですし 3月が、28日までの月でなくて良かったと思うこの頃です。

そんなこんなで 色々な年度末を迎えつつある中で 買い物をした時に 荷物をまとめて置いたことで 返って何処に仕舞い込んだか分からなくなっていたものが出てきました。 

女性ならば、直ぐにお分かりの方も多い ネイルケアのヤスリです。  爪切りで切った後の処理をしたり 私も学生時代にピアノを弾き込んでいた頃には、爪切りを使わずに 安物ですがダイヤモンド鑢を使って 毎日の様に手入れをしていました。  そのネイルケア用品をピアノの工具として使う方法を 忘年会の時に先輩から伺いました。 その時に見せて貰ったものは、主にヴァイオリニストの方々が使われる様な幅の広くて 長さも短めの定規位のものでしたが、 時間調整などで ちょっと時間がある時に 意外なお店で 意外なものが、「工具として使える!」と見つけることがあるものなので ¥100均ショップで 隅から隅まで眺めていて 見つけたものです。
右側に アップライトピアノハンマーヘッドを並べて写しましたが、 ハンマーヘッドの幅に近いサイズです。  時間を掛けて専用の工具を使う事ばかりで無く 意外なるちょっとした一手間や仕上げ作業をやってあげるだけで ピアノの表情が変わったり それを感じで 心残り無く満足できるものなので 別の¥100均ショップへも立ち寄って 3種類のネイルケアを買てみたところ 3種類の質感の違った、形状も僅かに違ったものでした。  さて、どれをどの様な場面に どの様に使うか〜!? を研究する楽しみが、出来たのです〜♪
これを買ったことで話題となった新たな道具の使い方も 別の先輩から聞くことが出来たので 各自で¥100均ショップや ホームセンター巡りが楽しくなっているこの頃です。

Pianomania [DVD] [Import]

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2月に 短期間の上映された映画です。 新宿に日帰りで見に行こうと思ったらば、インフルエンザで寝込んでしまって 見に行けなかったので ドイツ語&英語/英語字幕のDVDを買いました。  語学は非常に苦手なのですが、作業風景や 分かる範囲での英語で 大体の事を掴む努力をしています。  DVDには おまけの映像もあって それを見る事も映画館では味わえない事なので 脳トレを兼ねて 繰り返し見て行こうと思います。 
Note By Note: Making of Steinway L1037 [DVD] [Import]

Note By Note: Making of Steinway L1037 [DVD] [Import]

こちらは 日本語字幕のものを以前に買ったのですが、 NYでの 昔ながらの作り方をするスタインウェイの職人さん達の作業の風景が、とても美しく描かれています。
古いピアノ達との出会いが多い私ですが、日本の職人さん達も「 楽譜は読めないけど 木の加工の事なら 誰にも負けない! 」 と言って 工場へ研修に行った時に記念に作って貰った工具は、未だに狂う事無く 現役で工具鞄の中に いつも入れて持ち歩いて使っています。  ご自分のピアノを 「 古いから… 」 と言われるお客様には その工具たちを見て頂いて 昔の職人さん達の技術に触れて頂いています。

昨年からスタートしたのですが、 日本ピアノ調律師協会が、国の代行機関となって実施した 技能士検定試験の合否通知が届きました。 元々は、文科省公認の社団法人の調律師協会で 入会審査には 以前はリードオルガンも含む内容のペーパーテストと 調律や整調の実技テストを受けて 会員となるものに 私は所属して 自分の技術力の安定と向上を心掛けていますが、あくまでも任意のものです。 今回の技能士検定は、協会会員入会とは違い 厚生省の管轄内での国が認定する技能士テストです。 合格をしても 技能士としての国からの認定があります。 協会会員になるものではありません。  運好く、受験者数限定の枠内に入れて しかしながら どの様な傾向なのか!?全く分からないままに 既に一度テストを受けている協会員特例講習会受講とペーパーと修理の試験を受けました。  結果は、合格でしたので 実技テスト免除の申請書を提出し、後は 国からの認定書が届けば、晴れて ピアノ調律師2級技能士となります。
次は、1級技能士を目指して 新たに勉強です。  ただ、まじめに仕事をしていれば、想定外の 本来ならば有り得ない様なことにも直面するので 不正の無い様に 技術者で無い国家機関の方々にも分かる様に マークシートでの回答のペーパーテストには、「答えは1つ!」と言われても すべての欄にマークしたくなるような内容もあるので 問題を解きながら 問題と解答を考えた先輩技術者の苦悩と 「なるほど!」と思う無い様に感心しつつも 暗記では無い実務・実技的な内容のペーパーでの知識力判断は、随分と無理がある様に感じています。  テストはテストと割り切って 技術者として 日々精進することの大きさを合格通知を見ながら しみじみと感じました。  正式な通知が届いたら そろそろ無くなりつつある名刺をリニューアルします〜♪ 協会指定所A社の担当のSさん、よろしくお願いします。