残暑お見舞い 申し上げます。
すっかり秋の風〜♪と 避暑地高原ならではの心地よい風を楽しみつつあったこの頃でしたが、数日前から 暑いです…(=△=;) エアコンが効く車の中から出たくない…。 そんなこんなの独り勝手に自分自身に駄々を捏ねつつ 過ごしています。
こちらの標高が高い所では、エアコンが少ないので ショッピングモールなどへ行くと 無い筈のの用事を無理やり作ったりして 長居して涼しんでいたり〜とばかりは行きませんが、所用があって立寄った際に コンタクトレンズ売店に併設されている眼科が、御昼どきでも未だ診察時間だったので 以前から気になっていた 乱視用ソフトコンタクトレンズについて 尋ねてみました。
長年 ハードコンタクトレンズを使っていますが、スペアを持ち歩く必要があるほどの 極度の乱視と近視なので ソフトレンズのような使い捨てタイプがあれば スペアが沢山あるようなものなので ある意味で 待ち望んでいた商品です。 ソフトレンズが合うかどうか!?を含めて 患者さんが途切れた時だったので 検査して頂くと ギリギリで乱視矯正できるメーカーの商品がある事は判りました。 
眼球の状態を ドクターが写真を撮って説明をして下さるのですが、「大型免許を持っているので 視力だけで無くて 遠視力 が出ないと困るので〜」と話すと 「あ〜、ドライバーさんの目ですね〜! 右側から紫外線浴びていることが分るでしょう?」と ドライバーさんではないけれど 説明をして頂いて とても 面白かったのです。  
5年間持つ、ちょっと高めのソフトコンタクトレンズですが、30組のスペアとなりました。 安心安心です!!


さて、このペダルを良く見てみてください。 『 昔の2本ペダルだね〜 』と思われる方が多いと思います。 正解です!  しかし更に よくよく観察して貰いますと 左右の形が、違いませんか? 右のダンパーペダルが、変形しています。 どんなふうに変形しているか? ペダル上面の丸みの形状が違って居る事と 左のペダルよりも 僅かに 短くなっていることにお気づきでしょうか?
このピアノは 長年 「愛称・粗大ごみ」と呼ばれていて その間に調律に来られた調律師たちに 『明記でも何でも無い、単に古いだけのピアノ」と言われていたようです。 実際に半分卓球台になったり ジャングルジムの様に扱われていたのですが、 お話を伺って 「兎に角、一度 見たい!!」と お願いをして 足立区への某所へお邪魔をしてみると 見た瞬間に一目惚れ〜♪ 救出作戦をン選り始めました。 ご縁がある時にはご縁があるもので このピアノの存在を押してて下さった方のお宅へ オーバーホールをされて 昨年やってきました。 もしもそうならなかったら 兎に角、私の部屋へ運び込むことを考えていたピアノです。

一目見るなり 可なり古いものであることは 外装の傷だけで無くて 全体のバランスやデザインから 感じました。  音を出してみると へんちくりんな手抜きの調律をされていたのですが、 『ちょっと待っていて」と30分ほどの下律(下書きのような調律)と 簡単なタッチを整えただけで 『こんなにピアノって音が変わるの?』と 一著に居た 弾けない人が、驚かれたので しめしめ!!
ただ、普通に有る所に ある筈の 《 製造番号 》が、見当たらなくて ピアノの下に潜って 響板の状態なども点検しながら 刻印を探してみると ありました! 【 31983 】 と言いう番号です。 持参していた資料で 製造されたであろう年代を調べると 昭和14年ごろのピアノであることが分りました。

これまでのピアノの移動経緯をを尋ねてみると 正確な資料は残ってはいないものの 推測で ある大学の講堂にあったであろう事が分ってきました。 この事をお会いするチャンスあったら「訊ねてみよぅ!」と 思う同業者の大先輩の その某大学OBにお目に掛るたびに 全く違う話題で盛りあがてしまうので 近々にお電話をして 伺ってみる事にしていますが、そのチャンスもなかなか…。  偶々ですが、「その小さなピアノ、多分 大学の講堂での演奏会で使われていたと思うよ!」と 何と無く接点がありそうだな〜!? と感じたお客様にお話をしてみると 貴重なお話が伺えました。