《音楽の秋》到来です〜♪

mukku38682013-10-17

通り過ぎて行った台風の爪痕が、大きく残っている日本列島です。 皆さま、如何お過ごしでしょうか?

こちらの写真は、画家の足田メロウさんが、各地での個展開催を お世話になった方々と共に祝う、京都でのLIVEの準備に呼んで下さった時に メロウさんが撮って下さった1枚です。 写真が嫌いな私が、しかも仕事をしている最中の姿〜♪ グランドピアノに向かう同業者の写真を多く見る事がありますが、アップライトピアノの整調をして居る時の様子です。 とても気に入ったので FacebookやLINEでも 使わせて頂いています。

未だに夏の余韻が残り 日中の外気温が、甲府で30℃を超えるような夏日が続きましたが、確実に秋は訪れていて まだ日が陰らない時間帯に帰宅しても 早くも20℃を下回り 肌寒くて 風邪気味です…。 今日は、室温が、16℃を切ったので 床暖房のスイッチを入れました。
早くも 庭のエゴノキの実を啄ばみつつ 餌場のヒマワリの種をねだって鳴く野鳥たちが、やって来るようになりました。 「今年は 9月頃に台風が多そうだな…」と 春先の蟻んこや ハチたちの動きから予測はしていましたが、見事に的中して仕舞いました。 
野鳥も 強風や大雨の前には、餌をねだりに来ます。 可なり荒れる前には、必ずやってきます。

この夏は、ベトナムでの 嬉しい想い出が出来ました。 大学のPR3分番組でも 夢考房の様々なプロジェクトで活躍をしている学生たちの紹介を ABU世界大会で優勝した息子達、オーストラリア大陸横断ソーラーカーレース、鳥人間コンテスト、フォーミュラーカー、特別賞を取った災害救助ロボコンテストの様子などを 山梨では受信出来ません(1か月遅れで 大学HPから観ることが出来ます。)が、石川テレビが制作して放送されています。 様々な学生たちの暑い夏を楽しみました。
いよいよ様々な楽しみの多い【秋】ですね。 皆さんは、どの様な秋を楽しまれていますか?

此方は、《ノアの方舟》が、デザインされている娘が通う大学のチャペルです。 円形のホールは、《ささやきの回廊》の仕掛けが施されているそうです。
レスリングで鍛えた筋肉と肺活量を生かして 学生オーケストラで フルートを吹き始めた娘のデビューの音楽会へ行きました。
    

大学の創立記念音楽会なのですが、【ウイーン三重奏団】の皆さんの演奏から始まりました。ウィーンフィルのヴァイオリニストのダニエルさん、同じくチェリストのラファエルさん、そしてラファエルさんのJr.でピアニストの '94チャイコフスキー・コンクール特別賞を受賞した若干22歳のマクシミリアンさんのウィーンの古典的な そして現代的な技法が、見事にブレンドされて奏でられる演奏は、言葉では表すことが出来ないものでした。 アンコールも 可なり変わった3曲を演奏して下さって 世界中で放送されるニューイヤー・コンサートのトップの演奏者の生の音を堪能することが出来ました。

その様な素晴らしい演奏者の方々に加わって頂いての学生オーケストラの演奏で 基本的に裏方が好きだった娘が、舞台に上がりました。 全ての楽器が揃ってはいない小さな学オケですが、幼い頃からレッスンを受けていたり 中高の部活でのブラスバンド等の経験者ばかりです。 その様な中で 春から楽器を持った娘も ネコ目の緊張した表情ながらに《天国と地獄》でデビューを果たしました。 ジブリ曲、ラデッキーの2曲をアンコールで演奏しました。 指揮者の先生が、ユニークなパフォーマンスで 会場に手拍子を求める姿を見ると 笑顔がこぼれながらも 緊張した表情で 真剣に演奏する姿は、レスリングの全国大会のマットの上に初めて立った幼い日を想い出させました。

我が子たちの頑張る姿を親馬鹿で 延々と書き続けて仕舞いましたので お仕事のお話です。

一般㈳日本ピアノ調律師協会関東支部エリアの西の端に住んでいる私ですが、JR中央線沿線の班に所属しています。 班の事業としての企画運営をしなくてはならない係りについていますが、厚生労働省国家検定の導入移行期間のこの3年間は、特に 研修や研究会の内容が、国家検定に伴う内容に偏って仕舞うので 大切な事ではあるものの日頃は、なかなか考えたり触れる事の少ない内容な無いかな?と考えていました。  そんな時に同じ班の先輩のご友人が、ユニークな方法で《古典調律》について研究されていることを知って ご紹介頂きました。  その延長で 日頃から同業者の仕事を 自分の仕事と照らし合わせて 客観視しながら 調律の仕事を技術者として見ている人たちの 様々な見方考え方も知るチャンスが、欲しいですし 一石を投じたいな〜♪と思う様な事もある人達もありまして 皆さんのご協力の元、研究会を開くこととなりました。 とてもお忙しい加藤マイスターに 会場を貸して頂くことから始まって 多くの準備をお願いしてしまいましたが、快く引き受けて下さって 当日も朝早くから 古典調律をして 楽器を用意して下さいました。    

講師の岡本さんは、兵庫県から 遠路遥々と 八王子の会場までいらして下さいました。 私が弾いている【イースタイン】と言うブランドの 今は無くなって仕舞った製造会社での修業経験もあって 《音》に対しての好奇心が、大変旺盛な方です。 

ピアノは、自分の楽器でさえ 調律師にメンテナンスを任せ無くてはならない特殊なものなので 演奏者の立場の方とのコミュニケーションは、とても大切です。 お話をする時間が少ない場合でも 特にコンサートなどの準備では、その日の演奏曲や 環境を考えて 調律をしていきますが、ゆっくりと時間を持っての 演奏者との語らいは、なかなかチャンスが無いのでスガ、逆に 同じような事を考えていらっしゃるピアニストもいらっしゃるもので 「無理を言って 参加をさせて頂きました…」と仰って下さるピアニストの末永匡さんが、講師として加わって下さったので 同じピアノと行く楽器を挟んで あちら側と此方側の立場の違った職種の《音》に対しての思考を知ることが出来る内容となりました。
遠くは青森、関西、そして関東支部の各地から 思った以上に多く協会員、そして音に関わる方々が、参加して下さいました。
班会報誌への原稿も先日仕上げましたが、先ずは 色々な思考で《音》と向かい合っている人たちが居る事を知って貰わなくては、研究会は始まりませんし 実際の演奏も交えての研究会でしたので 「研究会で何を遣ったのか!?」では無くて 研究会に参加できなかった人たちが、改めて《音》に興味を持ってもらう事を促す元となって 自ら研究会の内容を知ろうとするような そんな内容にしました。 視覚的に活字を読むことで「知ったつもり」になって欲しくない事もあります。 二次元的な事が、その切っ掛けとなっても 現実的に三次元的な思考を張り巡らして イメージしながら資料を得て 読み解いて貰いたいと思ったからです。

最後に 親馬鹿(!?)をもう一つ。 我が家の末っ子、ジャックラッセルテリアのNoelです。 彼女は、息子が大好きなのですが、大学進学で 家を離れた後も半年間は、いつも息子が帰宅していた時間になると 息子が乗って帰って来る原付バイクのエンジン音が聴こえないか!?と 待ち続けました。 Youtubeなどの動画サイトを観る事が大好きなので Skypeでパソコンを使ってテレビ電話で 息子の姿を見せると ディスプレイを舐め続けたり パソコンの小さなスピーカーを覗きこんで しきりに首を傾げて とても嬉しそうではありましたが、抱っこして貰えない淋しさも その姿を見ていると感じたものです。
丁度、ビクターの《ニッパーくん》と同じ仕草です。 ニッパーくんは、ジャックラッセルに限りなく近いテリア犬です。 どうぞ下記のサイトを開いて ニッパーくんのあの姿の誕生秘話を読んで見て下さい。 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BC_(%E7%8A%AC)#.E7.94.9F.E3.81.84.E7.AB.8B.E3.81.A1