ぐるっと 日帰り小旅行


朝 7時に 標高900m弱の我が家を 出発して    甲府南から南下して 朝霧高原を抜けていく事を考えていたのですが、 お天気が宜しくなくて  ちょっと冷え込んだ朝でしたから 凍結の心配と 霧ならぬ 雲の中を 幾ら 道に慣れた大型車の皆さんと言えども 中途半端な速度で 一緒に走るのは 嫌だな… と思い  大月経由で 浜松に向かいました
大月経由でも 殆ど姿を見る事が出来なかった 富士山ですが、 夏の 台風が 静岡の辺りを通過する際には 海の波を受けて 通行止めになることで有名な 東名高速道路の 《 由比 PA 》 辺りまで来ると 姿を現した富士山です
ここのアングルから 視線を右へと向けていくと 空気の澄んだ日には 伊豆半島が、 雄大に眺められます。   

FMラジオの ウェザーニュースで ウネリが多少出ていると聞いていた 海は 少々 波が荒かったですが、 とても気持ちの好い風が吹いていました。

日が昇って 大分経っていましたが、 1枚の写真として 空と海を 収める事が出来ました。

山側には 既に 柑橘類の 実が 生っていました。



先日 象牙に貼り替えて頂く依頼をして  仕上がった グランドピアノの 鍵盤を 受け取りに 行きました

樹脂の鍵盤貼り替えの場合には ヤスリなどの工具で 貼った後から 整形をすることが出来ますが、 象牙の鍵盤で 今回 お願いをした 太い部分と 細い部分の ジョイントを接合して頂く貼り方の場合には 特殊な鉋で それぞれの僅かな接着面を整えてから 貼る作業となる 手間の掛かる 難しいものでした。  80歳代半ばに差し掛かっていらっしゃる方が、 今回の依頼を引き受けて下さいました。  象牙の ストック分が もう殆ど無くなってきていますが、 古いピアノからの漂白をした リサイクル品ではありません。

仕上がりを見せて頂いた時にも 驚いたのですが、 接合箇所が、殆ど判らない 一見は 接合させない 一体型に加工された 象牙を使ったかのようでした。
受け取りの際に 日頃はなかなかお目に掛かれない大先輩との 『 それから〜 』と 積もった話に 次々と花が咲きました。  勿論の事、 技術者とは!? 人材を育てるとは!? の話題にも 至りました。  

浜松駅近くに お店が在る 《 あづみ 》と言う 鰻屋さんの 白焼きが、大好きなので  今回こそは 受け取ってから ランチタイムに 丁度良さそうな 時間帯に到着していたのですが、 結局 話が弾んでしまって そのまま高速道路へと 引き返して  給油もしつつ 富士川サービスエリアで 《 駿河三色丼 》を食べました。   本来シーズンならば 漬けマグロと シラスと フレッシュな桜海老なのだろうと思いつつ  釜揚げシラスも好きだけど 生シラスはもっと好き〜❤ と 思いながらでしたが、 美味しく頂きました。
このサービスエリアには 富士川の支流の1つとされている 我が家から車で 10分程の所に在る 武田信玄の史跡の1つの 《 三分一湧水 》(さんぶいちゆうすい)の きちんと3つの村へと 平等に流れれるように作られたレプリカが在ります。(興味の有る方は 2010年12月2日を開くか、検索蘭に『三分一湧水』と入れて 詳細にて 開いてみて下さい。)



鍵盤を グランドの本体が在る所まで 運ぶのに 山梨・静岡・神奈川・東京・埼玉と 走って  晩ご飯は いつも行く インドカレーのお店のカレーを食べに行きながら 帰り車のラッシュを避けました。 

夏ならば 汗が噴出す程 スパイシーな 《 マトンカレー&楠&マンゴーラッシー 》 を 食べました。  スパーシーなカレーの中で 個性的な香りのマトンが、 好きです。   しかし このところは マイルドな チキンが入ったホウレン草のカレーを食べていたので 久々の辛さに 汗が噴出しました〜
本日の走行距離 800km余りの ほぼ長野県寄りの 山梨を出発してを 静岡・神奈川・埼玉・東京と 標高差900m程の 1都4県を 9時間半ほどで 走り抜けて  無事に 帰宅しました。