こんな時だからこそ。


『 寒いなぁ〜 』 と 夜中に室温が下がるのを感じていると 朝方は 薄っすらと 銀世界でした!!   毎年 庭の紅梅が咲く頃には 必ず 1度は雪が降るのですが、 今年は 余りの寒さの為に 開花までが遅れているので 4月に入っても 雪 降りそうです。

内犬の NOЁL は 妙に動きが鈍くて 「 ダッコして! 」 と 纏わりつくので 床暖房の温度はそのままで  お出かけ用のポロシャツを着せたら  いつもの様に 動きはじめました。  

ご近所の A チャンが、 ガールスカウトでの活動として  近所のスーパーの前で 募金の呼びかけをすることを 数日前に聞いていたので  毎日 牛乳2〜3L を飲み干す 息子と共に 買物に出掛けました。( 勿論、ポロシャツを着たNOЁLも一緒です。)   この日の 標高900mの外気温 2℃。  みんなで 『 ご協力をお願いしま〜す! 』 と 頑張っているのですが、 もう少し暖かい日ならば 別荘に来られた方々が 丁度 買物に来る時間ではあったものの  人の数がまばらでしたが、  通る方々が お財布を開いて 無理の無い範囲で 協力されて居ました。   勿論、 息子も 自分の 印傳の財布を開いて ちゃんと募金していました。   そんな姿を Aちゃんは 今までの「仲良しのHideちゃん!」とは違った存在のような顔つきで 見上げている姿が、 印象的でした!!  カブスカイトにも未だ入れない弟のNOЁL の 親友(勝手にNOЁLが思っています!)の  k チャンは  お母さんと 駐車場内のゴミを拾っていましたが、 動いている分 「 寒さの感じ方が違うかな!? 」と思えるような 元気さでした。

あなたにあえてよかった―ホンジュラス国際緊急医療援助隊 (心の絵本)

あなたにあえてよかった―ホンジュラス国際緊急医療援助隊 (心の絵本)

このブログを読んでくださっている mahoさん のブログから  お友達の方のブログへと読み進めると 驚きました。  要約すると 【 震災で 被災された方々を受け入れることとなった 自治体に住まわれている 既に様々な保護などを受けながら 治療や生活をしてこられた方々の 来月からの分の申請をしようとしたところ 『 被災者を受け入れる準備で 忙しいので出来ない 』と言うようなことで 放棄された・・・ 】 と言うような内容がありました。(違約してしまっていたら ごめんなさい。)     年度末で 何かと申請や 新規の手続きが必要な中での 計画停電や 日々の揺れがあります。   被災地から離れている私達は  日常の生活を 此れまでと 出来るだけ変わらぬ様に営まねばならない中で  日常との違いが、 生じてきています。   でも 期日は決まっています。  確定申告も 税務署に行けば 申請の遅延が認められたそうですが、 税務署に行くまでの  JR が停まっている地区では 急に変更をせざるを得ない日程のやりくりをして  期日までに役場などへ行くしかなかったのです。
息子の 大学入学の為の 諸手続きや 各所への振込みなども 『 気が早いな〜 』 と 家族に言われながらも 『 ATMじゃダメな場合も有るし 窓口が空いている時間に行けるとも限らないから 出来る時にやっておく! 』と 書類が 到着した順に  ご近所の郵便局などへ行って やり方を尋ねながら 手続きを 1つずつ終えていたので  あれら全部を纏めて取って置いたら  「 今頃、どんな事になっていたかな… 」 と 違う意味で 現実的にそうなった事を 改めて思います。
諸手続きには 当り前の事ですが、 必要な書類の不備があれば どんなに時間を掛けて行ったとしても  窓口 で 返されてしまいます。   しかし 今回は 此れまでの様に これからも 生きるために 必要としている物事に対する 手続きをしてくれない自治体が、 在ると言うのです。   その様な事になっているのならば 本当に 被災者の方々を受け入れるだけの 器や 心構えが、整っているのでしょうか?
都内での 計画停電 も  細かく地域分をしたことで  停電にならないで済む箇所が出ているようです。   都内に 様々なものが集中しているから 『 仕方が無い! 』と言われる方々も多いです。  しかし 直下型の地震が、東京を襲ったらば どうする積りなのでしょう?    実地訓練の積りぐらいにでも思って  平等 に 実施して欲しいと  揺れ始めて 最も激しい揺れが来る前に 計画停電とは全く関係の無い “ 15時間 に及ぶ 停電 ” に 見舞われてしまった者としては 思います。   大きな揺れが来たものの 娘を迎えに行った事で判ったのですが、 停電に至らなかった 甲府市内では 後に 高速道路から溢れた車で 混乱を起こしましたが、 それでも 明るくて 情報がリアルタイムで得られていたので 私の目からすれば 呑気でした。  ワンセグの電波も電源もギリギリの中で いつ復旧するかも判らない 電気を思うと  ワンセグは使えませんでした。  偶々、 多めにあった電池のお陰で FM は 聞けましたが、 詳しい経緯や情況や その後の事などは 聞けませんでした。  そして 車で娘を迎えに行く間 揺れの為にハンドルを取られながらも 中央道を 運転しながら聞いた 県内の FM局でさえ、 私達の広範囲の地区での 停電の様子は 伝えられませんでした。   細々と 誤報交じりの 携帯電話の画面に流れる テロップで  今、起きている事を知ろうと務めた 15時間。   外は 吹雪いていましたから 電池の節約も兼ねて 早々に 布団に潜り込みましたが、 揺れるたびに 目は覚めますし 真っ暗なままでした。   朝日と共に明かりがついた時には  ホッ としつつも 怒りが湧きました。  それが、事実です。
被災者の中に 親族や 恩師や 友人たちが居ました。   奇跡的に 津波に海辺に建つ 家ごと流されながらも助かり  2日後に 消防隊員に救助されていたり 必死にOG達が 市役所に掛け合って 独り暮らしの障害を持つ恩師の消息を掴みました。    でも 遠く離れた場所で  間接的に 被害 に合っている人たちが居る事も  国 は 把握して欲しいものです。   しかし 工場用安全靴で 事故現場の原発に入り 被爆する作業員を出すくらいですから  幾ら 下請け会社の作業員のとった行動とは言え 敷地内に入る前に安全確認が出来ない状態なのですから  税金を払っている国民は どうすれば良いんでしょう…。


気分を変えて〜

昨日は チューニングピンでの 風鈴もどきのお話を書きましたが、 階段の途中で オブジェになってしまった 元・ドアチャイムの存在を思い出したので 載せてみます。    直せばよいのですが、 そのままになってしまっている物の 1つなのですが、 馬術に長年携ってきているので 馬のモチーフのものが、 何かと有る我が家です。   この ドアチャイムも ハート型などの物と一緒に売られていたところを見つけて 買ったものですが、 原理は チェンバロの チューニングピンと 弦 が、 張られてあって  それぞれの 弦 に ヒットするように 木製のボールが 吊るされているだけです。   それをドアに架けて置くと 開け閉めの時に ボールが揺れて 弦を叩く仕組みです。
  簡単な工具と 適当な太さの チェンバロの弦と チューニングピンを 1セット 買って置けば、 意外なものを代用してベースにすれば 簡単に作れるものなのです。


昨日 チューニングピンを出している時に 亡くなった師匠宅から 頂いて来た 色々なものの中に  使い込まれた 調律するときに使う 弦振動を止めるための 《 木ウェッジ 》 の 黒檀 で作られている物や ドイツ製の物が有ることを思い出しました。   最近では 既製品を使い捨てる技術者も居るようですが、 それらでも 使い勝手が好いように加工をしたりする楽しさがあります。 

木製の ウェッジ には 現在では合皮が貼られていますが、 昔は 部品と同じ様に 鹿の なめした皮が 貼られていました。    使い込めば 皮が硬くなったり 薄くなったりしますので  万が一、膠で貼られているような骨董品ならば ぐつぐつと煮てしまえば 膠が緩みます。   最近は 木工用ボンドで貼られていますので  このように コップに水を入れたところに 挿して置けば ボンドがふやけて  剥れます。
ボンドや 皮の残ったものを 乾かしてから ヤスリなどで整えて  更に 使い易い様に ベースの木部の形を整えてから  再び 皮を貼ります。   ウェッジの幅にカットした細長い皮を使います。 
さて どの様に貼るのでしょうか!?   工作が好きな方には 直ぐにわかる作業ですが、 初めて いきなり 『 貼ってみな! 』 と 先生方に言われた時には 「 これで 良いのかな…!? 」 と ちょっと顔色を伺ったものです。