古き好き物事を知りつつ〜♪


4月3日です ♪   此方では 雛祭り を祝う日です。  やっと暖かさを感じられるようになってきて  特産の  桃 の 産地である 一宮御坂〜勝沼の辺りでは 桃の花が、 咲き始める頃で  JR 中央線や 中央道を走ると 桃色の絨毯に覆われたような 景色が、 楽しめます。   そして 甲府駅前周辺では 《 信玄公祭り 》 が、 毎年 大々的に行われる頃でも在ります。   毎年 テレビドラマ等の主役を務められて 話題となった俳優さんが、 信玄公役に扮して 甲冑姿で 馬に騎乗して  パレードをします。   しかし 今年は 先月11日の 震災に伴って  大掛かりなこのイベントも 中止となりました。    毎年 多くの観光客で 賑わい  地元でも楽しみにされている人は 大勢居ますが、 色々な意味を含めて  一旦 立ち止まってみる事も 必要な時で有るあの様に 感じています。  それは ネガティブな意味を持ってではなくて 「 此れからをどうしたらよいのか!? 」 と 考える事が出来る チャンスの時 だと 思います。
古き伝統文化の 雛祭り を 娘も大きくなったので 敢えて祝うような事はしませんでしたが、 戦後の復興の中で 苦労をしつつも  現代を作り上げてこられた方々の 心中を思いつつも  此れからを担って行く我が子たちに 「 何を 託せるのか!? 」 そして そのためには 「 何が必要なのか? 」 を 考えています。   我が家には 多くの財産が有るわけではありません。  ですが、 子供達が 少しでも 興味を持ったことに対して 出来る限り支える事が 親として すべき事 したい事だと 思います。   そして 名を残す目的ではなく  結果として  時々 想い出してもらえる程度の 人の心 に 残る存在となる仕事を ささやかでも出来る人となって欲しいと思っています。   『 人の役に立てる人〜 』  と言うと 大げさになってしまいますが、 沢山の人と出逢って  お互いに 『 ありがとう 』 を 沢山言えることを願っています。

風の谷のナウシカ [DVD]

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大きな天災によって  更なる 大きな人災を招きました。   事故と言えば 事故ですが、 便利であることや 人間の研究した礎の上に有る創造物に対する 最大限のリスクを出来るだけ思考したくない しない方向で物事を考えるクセが、 日本人にはあったのではないかと 思いつつ  造り出す力があったのだから 好い方向へと 流れを作り出せることを 思っています。       

たくさん 並べられたこれらのものは 昔むかし 使われていた 【 チューニングハンマー 】 です。   博物館の 資料として 展示されているものなのですが、 私個人的には 『 数本で良いから 欲しいな〜♪ 』 と ヨダレが出るものです。   パッチワークをなさる方ならば 此れと似たものの1つに 《 指ぬき 》 が、ありますね。    ピアノも 昔は 金属の鉄骨も無かった訳ですから  現代の チェンバロの チューニングハンマーと同じ この様な 《 T 字型 》 の チューニングハンマーででも 調律が出来る程度の テンションでした。   


此方が、 現代の ピアノの 《 チューニングハンマー 》 ですが、 ベートーベンが、 亡くなる頃になって やっと金属の鉄骨が完成してきた時から 弦の テンションも上がっていって  現代のように #49 A=440hz 以上の ピッチヘと 楽器が 進化すると共に  アクションも変化をして  更には グランドピアノは アメリカに渡ってから  アップライトピアノへと 進化を遂げた  からくり の 最も複雑な 楽器である ピアノです。  と同時に メンテナンスをする 工具も 変化してきています。
先程、 あるテレビ番組を観ながら そこに登場する方々が、 日本人離れした感覚を持ち合わせていることを 感じて居ました。  物事の考え方が、 何かを手本として そこからの減点法式に 物事を思考するのではなくて  手本の有無に関わらず 『 此処から 今から 何をどうして行きたいのか?  1つずつ クリアーできれば 加点方式!! 』 の 精神でした。 
ピアノの調律も 作業を完了した時から  楽な状態へと狂おうとする力が、 ピアノには 働く作用が 無きにしも非ず〜 です。    狂わない鍵盤楽器を求めるのであれば デジタル的なものを使う訳です。    例えば ギターにしても アコースティックな 楽器と共に 奏者が、音を創り出す事が出来る 素晴らしいものです。   LIVE などでは 演奏者の その時の様々な緊張状態によって その場で 創り出されて  そして 消えていきます。   しかし レコーディングや ロケなどで 記録されると  半永久的に残る場合もあります。   残ることは 嬉しくもあり  そして怖いことでもありますが、 LIVE 同様に  撮り直しを繰り替えしつつも 一番好いとされた その瞬間 (空気) を 残して頂ける  私達、裏方の調律師にとっては 凄い出来事であって  その事に携った方々が、 後々 『 名前は忘れちゃったけれど 変な 調律師 が居たな〜♪ 』 と 想い出して貰えることもあるのかな!? と  此れまでの自分の仕事を振り返りつつ  懐かしい此れまでに出逢った方々の顔を思い浮べる日でした。

楽器の絵本 ピアノ

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