【 ピアノ調律の日 】です♪

3月3日の 雛祭り・桃の節句  5月5日の 端午の節句 の 丁度 間の 4月4日は 【 ピアノ調律の日 】 です〜  ( パソコンで ブログをご覧になられている方は 是非 リンク: (社)日本ピアノ調律師協会 を ご覧下さいませ。 )
ピアノの 調律とは 音の階段を整えてあげる作業なのですが、 その元になる音の高さを決める基準にする音 《 ラ 》を 《 A=440hz 》 と することから 4月4日を 【 調律の日 】 と されました。  A=440hz は 学校教材の 楽器の音の基音となっています。  バンドなどの皆さんのレコーディングの際には A=441hz に  クラシックのコンサートなどでは A=442hz 等と  少しずつ必要に応じて 変えて調律をしています。


このピアノを見ていただくと  『 ピアノの中を 見たことが無いよ〜! 』 と 思われる方でも  『 なんか変だな・・・!? 』 と 感じられるのではないでしょうか?   下の 《 グランドピアノ 》 を そのまま立ててしまった形の 《 アップライトピアノ 》 の 弦とを 見比べてみて下さい。
全ての 《 弦 》 が、 真直ぐに 張られている 《 平行弦 》 の ピアノ達です。    現代では 様々な技術の進歩によって 低音の 弦を 太く加工して 中音部の弦と 重なるように張られた 《 交差弦 》 が、 グランドピアノでも アップライトピアノでも 採用されています。

ピアノの起源は 1709年に イタリアの宮廷楽器製造者であった 《 クリストフォリ 》 によって 【 クラビチェンバロ・コル・エ・フォルテ 】 と言う 弦を叩く 《 ハンマー 》 と 弦振動を抑える 《 ダンパー 》 を持つ 最初のピアノと呼ばれる 楽器が作られました。 

偶々なのですが、 今日 息子が お世話になっているアパートの大家さんの奥様から 素敵なピアノにまつわるメールを頂きました。   お父さまが、ピアノを弾かれる方だったそうで ご自分も貴重なピアノを買って貰って 練習していると ゲンコツが飛んできて レッスンが嫌いになってしまってはいたものの 買って貰った大事なピアノを持って お嫁に来られて  そのピアノは お2人のお嬢さんも 弾かれたそうです。  今は お部屋の隅で 静かに過しているそうですが、 きっと直ぐに お孫さんが弾くような日が来ることでしょう〜♪     私の 幼い頃に弾いていたピアノは  田舎の村で 小学校にあった 1台のピアノに憧れて育った母が、 貧しいのに 憧れが強くて 10歳年上の姉に 買い与えていたものでした。  姉は 音大に行くであろうと思われていたほどにレッスンを受けて 弾いていましたが、 楽しむ事よりも パーフェクトに弾く事をレッスンされたので  耳から覚えて ナンチャッテ〜♪ と 私が弾くと嫌がられましたし  練習し始めの曲をちゃんと楽譜を読みながらたどたどしく弾いて居ると 『 ウソばっかり弾いている!! 』 と よく いじめられたものです。   姉は 嫁ぎ先にあったピアノをオーバーホールしましたし  私は 嫁入り道具として欲しかった自分のピアノを買ったので  私達姉妹が弾いたピアノは 実家で 修理も出来ない壊れ方をしたまま 捨てられる事も無く 母の想い出の 宝物 として 過して居ます。
  

テラコッタにメープルの苗木と一緒に植えて有る ムスカリ の 蕾が、 顔を出し始めていました〜♪

雲のピアノ (わくわくライブラリー)

雲のピアノ (わくわくライブラリー)

実在する調律師をモデルに 童話作家の あまんきみこさんの ファンタジー作品です。  調律の仕事を とても親しみやすく 書いてくださっています。