久々に本気で怒ってしまいました。


この黒光りした 階段廊下は 多くの方々が、 テレビを通して ご覧になったことが有るものです。   今は 廃校となって 取り壊し予定の 息子の母校の中学校です。  この学校へ 導いてくださった 当時の校長先生は 英語科の教師で 昨年春に定年退職をされましたが、 以前 ドイツの日本人学校で教鞭をとられて要らしたことを生かして  『 退職後でも 日本人学校への希望が出せるようになったんだよ! 』 と この春から オランダの日本人学校へ行かれました。   100人ほどの小さな学校で NHK連続テレビ小説【 かりん 】 の 舞台にもなった 美しいロケーションです。  そして 私達に 多くのものを学ばせてくれて 悲しい事の中から 善き人達との出逢いを与えてくれた場所です。    なぜならば、 県境の集落の中の学校でしたから 親の親の親の世代くらいからの 優劣的な人間関係が、 根強くあって  狭い世界の中で もがく子供達の姿と 保護者の殆どが卒業生で在ることもあって  教員達の力は 目に見えて 軟弱な状態でした。   そんな事を 20年以上前にも赴任経験のあった その校長先生は 小さな孤立した状態の 高校生となって ちょっと広い世界へ出て行くだけで ビビッて仕舞って 中退者が多い様子は変わらなかったりしていたので  少しでも風を通そうと  英語 を生かしての 小さな努力を沢山して下さっていましたし  ネイティブの英語の先生も協力的で  息子は 直ぐに可愛がって頂くようになりました。   でも 「 余計なエネルギーは使いたくない・・・ 」 と いう態度に見え見えな教員が多くて  その様な空気は直ぐに 生徒達は利用し始めて 更に 親達までが加わって  自分達ルールに反するものを排除する 《 イジメ 》 をして  そこでしか通用しない力関係で 優越感を持ち  周りの生徒や親を 牛耳る人は 直ぐにその姿を現しました。
自分たちが通っている 校舎の風景や 季節毎に咲く 花々を眺めたり  遠くの山々を眺めることをしない人達が、 自分達に都合の良い正義感的なことを複数名で 連んで 郷土愛を語る姿は  《 日本 》 と言う国の ミニチュア版に見えるものです。
さて 息子達が在学中に ドラマ 【 いま、会いに行きます 】 の 撮影が、 行われました。   ドラマの撮影でしたから 半年ほどでしたでしょうか、 ロケ隊の方々が 学校を出入りしていました。    

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映画 【 いま、会いに行きます 】 も  我が家の近所で 沢山のシーンが撮られました。 

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ご覧になった方は どちらも  ひまわり畑 での シーンが、 印象的だと 記憶されている方々が 多いと思います。   多分、今年も そろそろ ひまわり畑の 種まきの準備が、 始まっていることでしょう。   日本で最も 日照時間の長い 山梨県内の 明野町 です。

さて 今日は 何故、 この様な ちょっと暗い話題を書いたかと言うと 便利で その便利さが 《 当り前 》 となっていて  それの道具等を利用して  自分は理解しているけれど 理解していない相手に ちゃんと伝えようとしないで 《 法律 》 を かざしたトラブルが、息子のアパートの玄関先で起こりました。   相手に伝えて 理解を得る必要の有る仕事をする立場の 《 怠慢さ 》 について  結果として クレームと 意見を伝える事となったのですが、 今起きたばかりの事を 責任者に問い合わせ様にも 『 営業時間外です〜云々 』 の テープが流れて  取り合えず掛かりそうな番号案内もなされていますが、 掛けても 掛からない!!   やっとの思いで 何度も掛かり難い相手に 電話を掛け続けて  しかも 掛かった先は 問いただしたら 『 大阪です。 』と 話にならない。   結局、 大阪の方と 1時間近くも  体温 の感じられない マニュアル にのっとった会話を相手に 問答となって  逆に 適当に収め様とされたので さすがに怒りました!!   その後、 間も無く  そのトラブルを引き起こした 《 法律 》 をかざした相手の 上の方から  連絡が入りました。   そこで 日本語の添削をしながらの電話です。  トラブルを起こした職員に対して 『 ご指導します。 』 と  大阪に方も言っていましたが、 常識的に下請けの職員に対してでも  上司であっても 『 ウチの ○○さんに ご指導します 。 』 とは、言わないでしょう?    それを 言葉を仕事の道具として 発信する組織の相手から  繰返されたものだから   原発での 下請け業者社員が、 長靴も履かずに 安全靴で  水に漬かっての作業をして 被爆した話を持ち出しました。   原発被爆された作業員の 認識不足も在りますが、 東電の 主任クラスの人が 場内に立ち入る前に 目視 するだけでも  被爆は防げた筈だという たとえ話をしました。
下請け業者に任せていても  親会社の看板を背負って  人と会話をするのだから マナーを守るのは 当り前だし  増してや 競争相手が居ない組織の名前を名乗って訪問して  《 法律 》 を 一般人に対して理解させる仕事で有るのならば 尚の事、 ちゃんとマメに 下請けの職員の行動や 言葉の使い方の変化等のものを確認をしなさい! と。  そして いきなり来られて 《 法律 》 を 刃物のように チラつかされる 相手のメンタル的なものを考えなさい!! と。
私は 自分の名前で 技術の仕事をしているので  相手との信頼関係が築けねば、 仕事は来ないし  依頼があって 幾らパフェくとな仕事をしても お話にならないクレームを付けられる事もあるもので  しかしながら クレーマー相手 の場合は 狭い業界なので  仲間内から 『 あの人だね…。 嫌な思いさせられたね…。 災難な相手の仕事が回ってきちゃったね…。 』 と  同じ様なことをされたもの同士 慰め合うのではなくて  自分の仕事に対して 自信と 誇りを持つように 励まされます。   
序でにですが、 『 大学生となって 家を出た方は 世帯主としての扱いで〜云々 』 と 大阪の方に繰り返し言われましたので 『 あなたは子供を持って居ますか? 』 と尋ねると 暫くしてから 『 お答えしかねます。 』 と 言われたので  『 貴女の実際の事を知りたくて訊いたんじゃない!  今、心の中で 何を感じている?  心の中で 物事を感じなければ 話にならない内容を 《 法律 》の具体的な内容も説明しないで 突きつけられた此方の気持ちを思って下さい! 』と 話しました。   『 未成年ながら 家庭 を持った責任感と  学生として1人暮らしを始めたものとでは 心境は全く違うので  親としては  過保護と言われても 遠く離れて仕舞って  直ぐに 駆けつけられない場所に居るからこそ  暫くの間は 相も変わらず 24時間体制で センサーを張り巡らして居るものだから  今回のような クレームの電話を掛けさせるような事にならに様に  其方の都合で 楽な 手段を取るんじゃない!! 』 と 豪そうな事を言ってしまっていましたが、 録音されている筈なので 後で 担当の方々が聴いて 何と思ったか? の 感想を伺ってみたいな… と 思いながら 此れを書いています。 
 
廃校となった 息子の母校は  建物は壊されてしまうそうですが、 今年度から 太陽光発電 の パネル等を製造している会社が、 その立地条件を生かして 研究などをする場となるそうです。
核を持ち込まない宣言をした日本ですが、 原発 を必要としている現代です。  しかし 何十年掛かっても 必要としなくて済むように 風力や 水力や 太陽光も同様に 自然界に有るものを利用する方向に 息子達世代の人達が、 現場で 現場を 変えていく時代が来ているのでしょう。