ご縁が深くなっていく川越です♪その2♪

昨日 25日に訪れました。  2日分 纏めてのUPです。

関東地方をご存知の方ならば 多くの方がご存知の 川越のシンボル 《 時の鐘 》 です。  いつも 音 を聴けないことが残念ですが、 この奥には 小さな 薬師神社 が在ります。  多くの方が 写真を撮られていましたが 近付くと 意外と大きな塔なので 何だか良く判らない写真になってしまうのです。  向こう側から撮ると 綺麗な風景になるのですが、 逆光になる時間帯だったのと 今回は逆の方の裏道を進んで来たので こちら側から。(向こう側へ行くと レンガ造りの 聖公会の小さくて美しい教会が在ります† )   スカイツリーではありませんが、 この塔が美しく撮れる場所があって 札幌の時計塔 も 近くに行ってしまうと 「あれ!?」と拍子抜けした事を想い出してしまいました。

いつもの事ながら 屋根の凄さに見とれてしまう 陶器屋さんです。  重厚なつくりと その仕事の技術の高さと美しさに 感心させられます。

意外にも 良いお天気で  携帯のカメラながらホワイトバランスと取って写しましたが、 イマイチ・・・。  でも ゴッツイ造りの屋根である事は お解り頂けるでしょうか〜?   この屋根を支えるわけですから 入口からして とっても太い柱と 梁で 作られています。   内装は 手を入れられてはありますが、 昔ながらの家の創りが堪能できます。  置かれている陶器は 今時のシンプルなデザインのものから 昔ながらの急須や 茶碗などが並んでいて  お茶も出来ます。


国の東麓有形文化財 と なっている 現役の銀行です。  銅で葺かれたドーム型の屋根が、 遠くからでも目を引きます。  そしてその向こうには これも 瓦の創りが見事な 白壁ならぬ 黒く塗られた漆喰の壁が特徴の蔵作りの建物が 並んでいて 時代の幅が判らなくなるのですが、 そもそもは 江戸時代の家作りが、 木造の為に  度重なる火災で 町ごと焼失することが多かったことから  家そのものを 蔵作り にし始めたことから  今も尚、守り続けてこられた地元の方々が在って  数々の 文化財登録を受けながら この街並を目にする事が出来るのだそうです。


今回は 通ったことの無い 路地を入ってみました。  すると 木造の 古い作りの大きな建物が見えてきました。  醤油と 酒を造っている 醸造屋さんでした。  その手前に こじんまりとした作りの建物が在って お店の入口に 可愛らしい 吹きガラスの作品が並んでいたので  お店の中にも入ってみました。

とても可愛らしい ガラス細工の作品が、並べられていて 建物の裏手には 吹きガラスの体験も出来る工房が在りました。  繊細な作品から ユニークな大きな作品まで 色々と並んでいるのですが、 ディスプレイ用に使われている 一見 棚は どれも古いものばかりで  そもそも醸造屋さんの従業員用の建物だった時代から使われている 階段箪笥や 会社の 金庫や 上の段に氷を入れる 木製扉の冷蔵庫など  小さな博物館のようでした!  そして 上を見上げると 丸太1本をそのまま使った 巨大な梁が通っていて それらを支える柱の太さにも 驚きました。   昔ながらの 赤い銅線と ガイシが、 むき出しのままで 建物そのものが オブジェの様でした。 

ガラス屋さんなのか!? 骨董品屋さんなのか!? 判らない位に ユニークに古いものを生かして ディスプレイされています。  作品を 1つずつ眺めると同時に 「こんな所にこんな物が!」と 意外な使われ方をしている骨董品を見つける楽しみもあるお店です。  

そんな中で 決して 骨董品とは言えない時代ながら 骨董品と同化していた 意外なる物を発見しました!!   『 何で こんな物まで 並んでいるの〜!? 』 と 思わず 店員さんに言ってしまった  その物とは!?
    
店員さんに 『 ご存知ですか? 』と訊ねられたその物は 主人の会社で作っている バルブ でした〜!    とても錆びていて とても古い物のように見えますが、 良く良くみると ブームに合わせて 社名をカタカナにした後に作られているものなので 驚くほどの古さは全く無しなのですが、 醤油を作る樽を 取り替えた際に  一緒に交換をしたものだそうで  塩分を含んだまま 放置して置いた為に  「好い感じ〜」な風合を出していました。

本来は こんな風に 使われる物ですが、 用途においては 交換を早めに必要とするか、 錆び難い材質のものを使うか、  日頃からの衛生管理も含めて 塩分が残らないように 洗浄などをマメに行うか、 そうしないと 金属ですから 錆びてしまいます。   多分、 空気中の塩分濃度も 膿の潮風の様に 多少は濃いのでしょうか?
しかしながら 意外なる物が、 仕事を終えてからも 処分されずに この様に活躍をしている姿を見られることは 嬉しいものです。


百丈さんの近くで 『 いつも車だから 気がつかなかったのでしょう? 』と言われて見上げると  現役で 活躍している物を 発見しました!!( M先生、見つけて下さって有り難うございます!! )  その建物の前も通ってはいましたが 引戸が閉じていたので 気がつかなかったのですが、 先頭の煙突が 今も現役で 立っていました。   『 我が家の近所には 温泉が、 昔の銭湯並みにあるよ〜♪ 』と 昔馴染みの友人達に話す事はありますが、 こんな風に立派な煙突にお目に掛かる事は 久し振りです。   何処でだったでしょうか?忘れてしまいましたが、 銭湯そのものは 既に別の建物に変わっていたのですが、 壊す事が困難だから!?との理由で 煙突だけが 残されている場所があったことを想い出しました。 

駐車場へと 戻りながらも まだまだ立ち寄りたい場所が 沢山ありましたが、 五十日で 帰路の道が込むのも考えて  早めに駐車場へと戻りましたが、 昔に比べて コインパーキングが増えて 競走の原理から 都内はじめ 観光地でも 駐車料金が安くなってきているので  車で移動する私にとっては 非常にありがたいことです。
暑い日だったので 屋根付きになっている コインパーキングに停められた事は ラッキー!と 思いながら 見渡すと  蔵 の軒先に作られていた 元・倉庫跡でした。