かつては当り前だった今は過去の事が、新鮮です

久し振りに 梅雨らしい 梅雨 です。   北海道のように かつて 清里 辺りでは 『 梅雨が、無い 』 と 言われていましたが、 今年は その様な頃に戻ったかのようです。   昼間でも 自宅で作業をしていると  キツネの鳴き声が聞こえます〜


未だに シンビジューム が 元気に咲いています。   でも そろそろ 花を切って 花瓶へと移して  母株の株分けをして上げなければ〜 と 思いつつ  準備だけは整えたままです。


花には 余り興味が無かった子供達でしたが、 何かのお祭の時に頂いた この花を 植えてから 3年ほどは  元気に 次々と 青い花 が 咲いてくれる様子を とても嬉しそうに 『 元気をもらえるね! 』 と 眺めていましたが、 子供達が大きくなるに連れて 段々と 忙しい日々となり  花が咲いている時間帯は 家に居ない生活となってしまいました。   その時に植えた鉢のままですが、 7年間 繰返して 咲いてくれています。   
    

ラニューム も 色々な色を育ててきましたが、 冬場に全ての鉢を 屋内に取り込むことが出来ず 枯死させてしまったものも 多いのです。   偶々 折れてしまった 枝 を 挿してあげたら  元気に育ち始めて  枯らせないように管理している 真っ赤なゼラニュームが、あります。   オリーブの木 も 屋内に取り込むので  今年は この色を根元に植えて  仲間を増やしてあげました。   
コーヒーの木 の 鉢の土も いい加減に変えてあげないと  さすがに根の張りが、 弱々しくなってきてしまったので  その時には 根元を覆うように アイビーゼラニュームを仕立ててみようと 思います。    



昨日のブログに書いたばかりでは在りますが、 長年 慣れてしまうと 同じ工具を買い揃えて仕舞っていらした お1人である 故恩師から頂いた 現場での応急修理セット を うっかりと ひっくり返してしまいました。   お陰で 意外な 部品のストック が有ることを 思い出せました。   
現在では少ない進路ですが、 元々 製造業から 調律師としての道に進んだ人たちは 修理も 新品を作るかの様に こだわりを持って 無意識の内に 完璧 を目指しますが、 完璧を目指している 時間 が無い事 も 現実にはあって  調整 だけでは言う事を利かなくなってしまった 消耗部品や 劣化した部品が生じてしまった場合には この様な 頂き物ながらも  大事に保管されていた ちょっと古い部品 が、 大活躍をしてくれます。   かつては 楽器作りの指導を 日本から受けている時代の 韓国 のピアノや 気候の全く違う 国から 届いた ピアノ達を 納品と共に 環境の変化に伴う 動きが生じて仕舞う事が多かったので  修理 に近い常態の 調整 を行行わなければならない事があり 『 女子社員は 出来るだけ 電車を使うように! 』 との 会社からの通達を 何となくスルーして  都内でも 何処へでも 工具や 部品を積んで 車で 伺っていました。  その内に 『 帰宅します 』の電話を 帰宅途中の公衆電話から 会社に入れると 『 今、何処にいるの? 000 迄は どれ位で行けそう? 』 と 言われて 緊急の 修理にも 引き返すような方向だったり  自宅を通過することもありましたが、 伺うように なっていました。   そう思うと 学生時代に 修理工房での お手伝い経験は バイトにはなりませんでしたが、役に立ちましたし  会社の 緊急依頼への対応も 特別な手当てが付く訳でもありませんでしたが、 今となっては 貴重な経験を積めたと 思います。

楽器学入門

楽器学入門

   
序でに 忘れ掛けていた 資料を見つけて 開いて見ると  内容的には覚えていますが、「 こんな事を調べていたことも在ったんだった。  忘れていたけれど 有効利用できそうな 資料があったんだ! 」 と 活字や 文字として 再確認すると  既に知っていたはずの内容を 沢山忘れてしまっている事に 気がつきました。    数年の時間が過ぎた 今だからこそ 今とは違うルートで 色々と調べていた内容が、 当時は 「まだまだ豊富! 大丈夫!」 と リアルタイム的な内容だと思って 安心していた様な資料が、段々と減り  生字引の先生方も 亡くなられてしまって  業界人でも話題とならなくなったり 忘れ去られ始めているような内容が、 生き生きと蘇ってきました。   
「 色々なものを 溜め込む癖 も 役に立つものだ! 」と 密かに 自画自賛 しています。