「ノアル」「ノエル」

遠出をした時に その土地の古い建物を見に行くことが多いのですが、 特に古い「西洋建築」が、どの様にして建てられたのか!? を知ることで その土地のユニークな歴史に触れることが出来ます。
京都 は 古い建物が非常に多いのですが、 教会に絞って検索をしてみると ユニークなプロセスの教会を見つけました。  

京都御所のお向かいに立つ 《 聖アグネス教会 》 です。  元々は足利義昭の御所・旧二条城が造営されていた場所だそうです。   「平安女学院」のチャペルとして建てられました。   レンガ造りの 何となく見覚えの有る教会なのですが、池袋の《立教大学》初代校長の ジェームズ・ガーディナー による設計で 我が家のご近所ですと《清泉寮》を設立した ポール・ラッシュとも所縁の有る方です。  各地に在る多くの聖公会のレンガ造りのチャペルを想わせます。   平安女学院は 大阪の川口居住区と言う 大阪港が開港した当時の外国人居住区にて 英語を教え始めた米国聖公会から派遣されたミス エディが手伝っていた男子学校に 英語を習いに来ていた女子を集めて始めた照暗女学校(英語名:セント・アグネス・スクール)から始まり 後に京都へと移転したのだそうです。   

《 聖アグネス教会 》 の名前の由来は ローマに支配されていた禁教時代に ローマ執政官の息子からの求婚を拒んだ事で 裸身で引き回されるものの 頭髪が伸びて身体を覆った伝説を持つ 13歳で殉職した、「少女の守護神」とされる「聖アグネス」に由来するそうです。
余談ですが、多くの方がご存知の 「ジャンヌ・ダルク」は 聖女と大天使の声を聞いたことで フランス軍を勝利へと導きましたが、 後に「魔女」と言われて 亡骸が残らない 火刑 されました。  しかし亡くなってから500年後に 大きな影響を与えた者として 殉職者として評価されて 聖人とされました。

京都指定有形文化財となっています。   残念ながら 学校の教会と言う事だからでしょうか!? 鍵が掛かっていて 中へは入ることが出来ませんでしたが、 日曜日の礼拝には 通常の教会と同じ様に 誰でも参列できるそうですから  何時か、素敵なステンドグラスを見てみたいと思います〜




京都での仕事と観光を追えて 一路、石川県へと向かう途中で 栗東の友人から『未だ、京都に?』と連絡を貰いました。   子供達が、レスリングをやっていたことで 知り合った友人です〜  以前は 娘同士がチームメイトとして 息子の母校で 一緒に練習をしていました。 競馬や 乗馬をご存知の方は 栗東と聞くと 高速道路のインターチェンジ以外に思い浮かぶものが有ると思いますが、馬たちのトレーニングセンター内でのスポーツ少年団にも関わっているので この夏は 我が家のご近所での ホースショーへも 日帰りで来られました〜     何かと家族のお付き合いが切れません。  サービスエリアの 草津 で会いました。  
写真は 間違って一足早く入ってしまった 大津サービスエリアからの琵琶湖の眺めです。  大河ドラマ『江』の姉上の初の嫁ぎ先です。
以前は 娘達が泣かしていた 監督のjR.が、ハンガリーでのカデットのレスリング世界選手権グレコローマンで 日本人初のメダリストとなったことや 社会人の世界選手権で OB の米満の試合を控えている時だったので 話題は尽きません。  息子達も レスリングからは離れましたが、同じ工学部の道を進んでいます。   ひと喋りの近況報告も終って 暗くなってきたので 『 Hide に よろしく〜!』と 金沢への道を見送って貰いました。

その息子が 『 母、何時に来るの? 』と待っていてくれました。   私が着くちょっと前に大学から帰宅したらしくて 『美味しいものを食べに行こう!』と言うと 『ラーメンと餃子!』と言うので 却下して 土地の魚を使っている ちょっとリッチな回転寿司へと行きました。  始めは 『え〜〜』と言っていた息子ですが、『2人だけだからね〜♪』と 素晴らしいお値段のお皿を次々と注文しています。   『焼肉屋は トラブルで無くなっちゃったからね〜! 魚はヘルシーだからね〜!』と言いながら 焼肉屋でオーダーする感覚で 食べまくりました。
さて 彼の本当の私に来て貰いたかった理由は このカラーボックスです。   『 原チャじゃ運べない。』『買いに行っている暇が無い。』が、理由です。

息子の所へ行く前の日に 大家さんの奥さんへ連絡を入れてあったのですが、 なかなかご挨拶にも伺える距離でもないので 八つ橋をお土産に お邪魔をしました。  『 美味しいコーヒー、飲んでいないでしょう?』と仰って下さったのですが、直ぐにお暇する予定だったので お玄関にて。  結局 長居してしまったのですが、 ずっと ノアルちゃん が懐っこくて 撫でさせてくれました。   ブログを読んでくださっていて 『名前がフランス語で そっくりのだから 驚いたの。』とのこと。   お嬢さんが、フランスへ留学されていた時に家族となったノアルちゃんの名前の由来は フランス語の「黒」の意味でした。    
『ノエルへのお土産は ノアルちゃんの臭い〜♪』と言いながら撫でると ノアルちゃんは 沢山お土産をくれました。

仁和寺で話題になった金閣寺補修の金箔の産地の金沢散策のスタートです。