風鈴の音を聴きながら明治時代のピアノ修理&読書


吊りシノブ が 今年も葉を広げ始めました。   『 いよいよ夏だ! もう直ぐ 蛍が飛ぶよ! 』の サインです〜

この場所に 吊るしたまま 早10年が経っています。   どうも居心地が好いらしく 特に 何かをしてあげる事も無いままなのですが、 毎年 風鈴 の 音 と共に 目を楽しませてくれます。


庭の 草刈 で 楽しみにしていた草花の内の 可なりの種類のものが、 絶たれてしまいました・・・。   そんな中で  急激に気温が上がった為に 植物達の成長が早まって  真っ赤な花を見つけました!
《 レッド・レオナルド・ダ・ビンチ 》 です。   昨年 植えたばかりの苗ですが、 3月に入ってからの 霜にも耐えてくれて 元気な花を咲かせてくれました。 

そして こちらが 《 レオナルド・ダ・ビンチ 》 です。  こちらの方は 植えてから 数年が経っていますので  株も 大きくなってきました。
この2品種の間に 《 モナリザ 》 を 植えてあったのですが、 3月の霜で 枯死してしまいました。
天気予報も当てにならない様な コロコロと変わりやすい お天気ですが、 お日さまが顔を出すと 途端に 気温が上がっていくので  朝と夕方とでは 木々の葉の色も 繁り方も 勢いを感じるほどの違いです。

先日 注文をした 【 ベルツの日記 】 と  偶々 本屋さんで見つけた 【 宣教師ニコライとその時代 】 を 平行して読み始めています。  東大医学部で 教鞭を取った Dr.ベルツ も  御茶ノ水にそびえる ニコライ堂の 宣教師ニコライ も  ほぼ同じ時代の日本が、最も変わっていく時代を見ています。   日本人から見た 明治維新の様子とは大きく違った ものの見方をしていますし その様に見えた理由なども 書かれています。     ほぼ、修理完了の 1903年に作られた 日本製の アップライトピアノ が、 どの様な時代に生まれ どの様な時代の中にあったのか!?  ちょっと違った視点から タイムスリップをしています。   その他にも 平行して 読み進めている本が有るのですが、 不思議と リンクした内容です。

ベルツの日記〈上〉 (岩波文庫)

ベルツの日記〈上〉 (岩波文庫)

宣教師ニコライとその時代 (講談社現代新書)

宣教師ニコライとその時代 (講談社現代新書)

 
江戸 だった場所が、 東京 と改められたばかりの時代です。  5代将軍 綱吉によって 孔子の説いた 儒学 の教えを広める為に建てられた 湯島聖堂 の直ぐ近くに  ロシア正教を広めようと ニコライ堂 が 建てられました。   その お茶の水 から ちょっと移動すると 東大の赤門が在ります。   Dr.ベルツ は その 赤門を備えた 加賀藩屋敷跡にて 生活をします。  そこから少し行くと もう江戸城跡の 皇居 が在ります。
ちょっと昔の時代の中で 東京散策 を楽しんでいます。