古代ギリシャの息遣いを感じました


お天気が心配だったのですが、 夏休みに入った 娘の 幼馴染の Mちゃん を誘って 上野の 《 国立西洋美術館 》 ヘ 【 大英博物館 古代ギリシャ展 】 を 見に行きました。

上野の駅前駐車場を出た 公園からも スカイツリー が、見えました。   いよいよ 仕事を始めた スカイツリーですね。


ルーブル美術館展 】 や レオナルド・ダ・ビンチ の 【 受胎告知 】 を見に行ったときにも  平日の朝早くや 連休最終日の朝早く等 の 比較的に空いている  日時を選んで行っています。   今回も 主人の会社の休業日が 平日にあった為、 みんなで 『 並ぶほどじゃなくて 良かったね! 』 と言いながら  数分間 私が 写真を撮りに離れて 急いでチケット売り場へと向かうと  娘達が 生徒証 を提示しているところでしたが チケット売り場の方が伝えてくるチケット代が 妙に破格値なので お金を払いながら 『 どうしたの? 』 と訊ねると  娘達が 『 チケットを貰っちゃったの。 』 との事。  主人も 『 知らない人に 「 使って下さい 」って チケット貰ったんだよ。  反射的に 「有り難うございます」を言いながらも手を出しちゃったものだから  どの人から頂いたのか!?も 分からないまま 分かれちゃった。 』 と 何とも有難い話でした。


上野の駅前に在る 文化ホール のお隣に在る 国立西洋美術館ですが、 門を入って 左側の庭には 写真では ニノ宮金次郎と同じ位に有名な ロダン作の 《 考える人 》 が有ることは 知られているようで  意外と ご存知の無い方が多い様です。   そして その 《 考える人 》は 右側にある 世界で 7体ある 《 地獄の門 》 の一部であって  意外にも小さなものだという事も 知られているようで  知られていないようです。
地獄の門 》 についてのお話を書き始めると 延々と続くので  先ずはお時間のある方は 是非とも 9月25日まで開催されている 【 古代ギリシャ展 】 を見に行きながら  実物をご覧下さいませ。


古代ギリシャは オリンピックが盛んに行われていた時代で  後の 古代ローマ時代に 今回の展示されている大理石などの彫刻の数々の作品が コピーされたそうですが、 それでも 紀元前510年〜紀元後530年のことですから  日本では 弥生時代よりも前の時代のことです。
目玉は 何と言っても 《 円盤投げ 》 の裸体像 です。   365℃ の角度から見ることが出来ますので  グルグルと何周もしてしまいました。   全体のバランスなども 素晴らしいのですが、 スポーツ経験者ならば その筋肉の表し方や 細かな 指先までの動きまでの力の入り方や 呼吸を感じるようでありながらの その一瞬を捉えられている作品の迫力に 息を呑むような 作品です。
アスリートとしての 理想的な筋肉のバランスなどを見ていると 思わず 『 クールダウン後の アフターでのマッサージをして上げたくなる様な 独特の筋肉の リアルな表現は 実際にご覧になられた方で無いと 見えてこないものです。


数々の彫刻や 壺に描かれてある絵画は 大きな意味を持っていますし  当時の時代の当たり前の事が、 現代では驚かれる様な日常であった事などを 現代に 伝えています。
全てを見終わってから \400 もする オリジナルレプリカ・ガチャポン をしました。  主人は 《 女神NIKE 》 が欲しかったものの 《 円盤投げ 》を引き当てて  私は 《 テーブルの台座 スフィンクス 》 を引き当てて 満足げに ゆっくりと鑑賞している 娘と Mちゃんを待ちました。   彼女達も ガチャポンをしてみると 狙っていた物とは違ったものの  なかなかの笑のタネになるものを引き当てました。

雨にも降られなかったので 上野散策は 濃厚なスケジュールとなりました。 勿論 話題の旬 のパンダも見ました!   ユニークな上野散策のお話は 続きます。