知っている様で知らない ちょっと昔の日本

先日 契約をした中古車購入に必要な 車庫証明証 を取る為に  朝から 地元警察署へと行きました。   パーキングスペースに車を止めながら 「 随分と 真面目そうな子達なのに 朝早くから どうしたのだろう? 」 と思う様な 都会の大学生風の男の子達が、通用口を出た所で  お巡りさんに 何かを言い聞かされている姿が在りました。  その直ぐ脇には 若葉マーク。  良く良く見ると 品川ナンバーの レンタカーです。   お巡りさんとの会話の免疫も少なそうで とても反省していると言いますか、意気消沈状態で  思わず 『 どうしたの? 』 と 声を掛けたくなるほどでした。    書類の提出を終えて 外に出ると  先程の彼らが、うつむき加減に 助手席の男の子は電話を掛けていますし  運転席の男の子は 私に気がついて 私服警官とでも思ったのか!? しきりに頭を下げ続けるので 軽く手を振って 通り過ぎました。   私よりも先に車を出していましたが、 あのような状態で運転をして行っても 「大丈夫かな・・・!?」と ちょっと心配になりました。 

明治の東京写真 新橋・赤坂・浅草

明治の東京写真 新橋・赤坂・浅草

さて 久々の OFF日でしたので そのままショッピングモールへと出掛けました。   多くの時間にゆとりがある場合には 必ず 本屋さんへ立ち寄ります。   ネットでの購入が多くなっていますが、 背表紙や 平積みになっている 本の姿を眺めるのも楽しいですし  意外なジャンルでの知識の収穫に繋がる 1冊 を見つけられる事も 多いのです。
毎週 日曜日の新聞には 様々なジャンルの本の紹介が掲載されますが、 我が家が購読している新聞以外の紙面での紹介も気になるので  一斉にそれらの本の数週間分を並べるコーナーが在る本屋さんは そこだけでも立ち寄ります。
こんかいみつけた 1冊 が 上記です。
明治の東京写真 丸の内・神田・日本橋

明治の東京写真 丸の内・神田・日本橋

他の 何冊かも纏めて買って  ランチを兼ねた スターバックスでの読書タイムを楽しみながら  買った本の中の写真を パラパラとページを捲って楽しんでいると  意外な面白い写真が沢山あって 東京の移り変わりや 明治の風景が、 ピアノなどの歴史を読み解く日々の中でも 大きく参考となるものがありました。  しかしながら 東京を地区分けして写真を掲載されているものの 直ぐ近くの気になる場所が無い事に気がついて  その本の後ろの方などを見てみると 一足早く発売されていた シリーズが有ることが分かったので  直ぐに 本屋さんへ戻って 在庫確認をしてもらいましたが ありませんでした。  とても気になるので 直ぐに携帯電話で 検索をして 発注した本が この上の本です。
江戸でピアノを―バロックの家康からロマン派の慶喜まで

江戸でピアノを―バロックの家康からロマン派の慶喜まで

先日 上野での 《 古代ギリシャ展 》 を見に行った際に 博物館や 芸大のホールであった奏楽堂などへも立ち寄って 濃厚な上の散策をしてきたお話は 数日に分けて このブログにも書きましたが、 もうちょっと足を延ばせば 徳川家康の墓もありますし  芸大の前身では 日本のピアノ作りに関わりの深い方々が 日々を営んでいた場所である事なども感じつつ  近代日本史の大きな事件が度々起きた場所が、 上野はじめ 歩いていけるほどの距離で起きています。  その出来事のあった場所の 明治維新後の写真集は 大変興味深いものが多いです。
ベルツの日記〈上〉 (岩波文庫)

ベルツの日記〈上〉 (岩波文庫)

未だに 読み終える事が出来ない Dr.ベルツ の 《 日本人観察日記 》 とも言えるこれらの本に登場する地名の 当時の様子を沢山見る事が出来ます。   そんな町の風景写真を合わせて 読み勧めると  臨場感が溢れます。
生き生きとした人々の姿が多くて その風景の音や 香りまでを イメージしていました。
ベルツの日記 下 (岩波文庫 青 426-2)

ベルツの日記 下 (岩波文庫 青 426-2)

外国人だからこそ書けた 日本国の 日本人の 姿です。 
明治維新において 外国人たちのほうが悲観している程に 日本の西洋化は異常なほどに早いもので  写真を見てみる事で  その意味が深く分かってきますし  急ぐを通り越して 慌てて取り入れる 各国の様々な技術力や 文化は 写真を見ると 驚かされる事が多く  対植民地化策 と言えども 異常なほどとも取れました。
この時代に 日本のピアノ作り は 始まりました。