秋の便りが届きました

(文章作成中にエラーが出た為に 飛んでしまった個所を加筆します。5日 19:00)
今年は 震災の年でもありますが、 それによって引き起こされた津波による水害が、被害を大きくしていきました。  そして 今回の台風12号です。  各地に 大きな爪跡を残して 去っていきました。
今までに 大雪の為に スケジュールを変える事はありましたが、 大雨や台風の為に 仕事で変更が出たことは 初めてです。   実家を拠点として仕事をしていた頃は「大雨による通行止め」の個所が出ても 遠回りをすれば 目的地へと行く事が出来ましたし 距離を走る際でも 高速道路の利用者が減るので 幸いにも大きな事故に至る事も少なかったように思います。
山梨は 北に八ヶ岳 南に 南アルプスを構えています。  東には 秩父連山があります。   盆地に雨雲が停滞すると 大雨を齎します。  自宅の最寄のインターチェンジの前を通ると 真っ黒焦げになった大型車のレッカー移動をして来たばかりの作業中でした。  東名高速道路が通行止めなので 関西へと向かうトラックが、カーブと アップダウンの多い中央道を使います。  慣れない道での大型車の走行は グリーンナンバーであっても 荷物積載車でも 空荷でも 走り方で直ぐに判るので  離れるようにしています。  互いの安全確保の為です。
八ヶ岳と 南アルプスのお話の序でに〜 双方の地質は全く違っていて 天然水の水の味や 農作物の出来具合も大きく違います。  間を 国道20号線・甲州街道が通っていますが、 教科書にも登場する 野尻湖ナウマン象 を見つけたことで有名な 明治維新の東大教師として迎えられた Dr.ナウマン によって 糸魚川静岡構造線 を示す 《 フォッサマグナ 》 の定説を打ち出す切欠となった 場所は 我が家から車で走ること ドライブの距離です。  ナウマンの名前は 読みながら色々な資料を広げてしまって 未だに読み終えていない 【 ベルツの日記 】 の中にも 親しい人物として登場する名前です。
明治維新を迎えた日本の様子を客観的に書いている Dr.ベルツ ですが、御茶ノ水のニコライ大聖堂についての コメントや 【 ステッセルのピアノ 】の元となった日露戦争での旅順での出来事に至るまでの 日本とロシアの動きなども書かれていて 彼らの当時の情報網や 行動力の大きさを痛感しています。

ステッセルのピアノ (文春文庫)

ステッセルのピアノ (文春文庫)

 
その旅順の会合の際に 乃木将軍が頂いた ステッセル将軍夫人愛用のピアノは 石川県金沢市にあります。   昔のピアノの外装は 漆塗りや天然の塗料でしたから 金沢のご当地の技術を生かして 御着物のようなデザインへと生まれ変わりました。
http://www.kanazawa-gu.ac.jp/campus/StesselPiano.html
↑をクリックすると 音が聴く事が出来ます。
春先から初夏までのイベントでは 登場する事も多々有るようです。


その石川県に住む息子から 『 ¥200 』 と 写メが届きました。
 丸々と太った秋刀魚を見て 飛びついた様子です。  家に居たころは 『腸が嫌いだから出してから焼いて』『美味いけど小骨が面倒臭い』と言っていたのですが、この プリップリの姿には 食欲をそそられたのでしょう。
そもそもアパート選びの際に『台所の使い勝手』を重視していましたから 先日も 『はじめてイカの解体ショーやった!』(自分ひとりだからショーにならないでしょう・・・)と写メが届きましたし  ロボットの研究に行っている間に 調律師ならぬ 調理師免許をとって帰ってきたりして・・・ と思う家族です。

暫くしてから届いた写メ。
 余程 ヒマなのか!? 
夏休みでも 大学のどこかに夜遅くまで籠もっているので それから買物に行くと半額になっていたりする食材で料理をする事が趣味の1つの様ですから  余程 秋刀魚が美味かったのでしょう。
来週は 京都のお客様のお宅へ伺う帰路に 金沢を経由します。 『何が食べたい? おいしい所を探しておくよ。』 って 如何にもご馳走をしてくれそうなメールですが、君の備蓄小遣いは 先日 数回行った秋葉原で使ってしまったのではないのですか!?
母は 学食の夕食定食でも 新鮮なお魚が食べられたらば満足なのです。  そして大学のコレクションのレコードが聴ければ 満足なのです。  とも言いきれずに 21世紀美術館の特別展や 大野からくり博物館や 古い建物を残した施設、 能登地区までは 家族と行った方が好いかな!? などのチェックを怠っては居ません。  家族で動くと 意見がバラバラになるので 自分が行きたい所、見たいものを見に行く計画です。   ステッセルのピアノ・・・ 生音を聴いてみたいな。(心の声:弾いてみたいな。)