ホームコンサートとワインと本

この数日、 仕事に出る時に着ていく服装で 悩みます。  日中は お日さまが輝いているのですが、気温が上がらなかったり。  そうかと思うと、ユニクロヒートテックの長袖を着込んで出掛けると 気温が上がってきて、非常に暑くなってしまったり。

今年の紅葉は 駄目なのかな・・・ と 思っていましたが、 我が家の玄関先でも こんな風に 秋を満喫中です〜 黒ニャンコのドロップが居ます。探してみて下さいね〜=^ω^=


お客様のお宅での恒例のホームコンサートの日です。   昨年は 20人以上の全国から集合された ア・カペラ 合唱団 によるもので 一番前の方は、座られている膝の直ぐ前に 指揮者のKさんが立たれている様な とても贅沢なコンサートでした。
今年は 趣向を変えられて、Kさんの奥さまのJAZZの先生が、お越しになりました。   小柄な方ですが、 非常にワイルドな音の出し方をされます。  リハーサルでは、夜の本番に備えての打合せやセッティング等をしましたが、 主催者のMさん曰く、『今日は 何人の方が来られるのか、全く分からないのよね。』との事。   合唱団の人数分の人口密度が下がるかな〜!?と 思っていたらば、 何と 上がってしまいました!!

今年は いつもの年とは違っての湿度の高さが残っている不安定な天候なので 日中のお天気が好くても カラリとした空気にはなり難いので 『雨になったとしても ピアノの大きな変化は無いだろう〜』と思っていたのですが、この人口密度の高さでは 昼間の打ち合わせの時に 『お客様の呼吸などによっても 湿度が上がってきますが、どの位の方がお見えになるのでしょうか、判らないようですね。』とお話をしたときの予想を遙かに超えたお客さまがお見えになりました。
JAZZ編曲《上を向いて歩こう》からスタートしました。  聞きなれたJAZZを先生がオリジナルアレンジされた、個性的な曲の数々でした。   しかしながら想像以上の来客数で 室内の温湿度が、どんどん上昇していきます。  皆さんのように聞惚れる以前に「 それ以上、動かないで〜! 」と ピアノ全体が、湿気を吸って 変化していく様子にドキドキでした・・・。
イムリーな事に リハーサルの時に この曲を聴きながら 1年振りに会う Mさんのお孫さんへ 『近所でね、ロケしたんだよ。 40年前のピアノが、ずっと眠っていたんだけど、急に目を覚まさせられて、映画に出たんだよ。 映画でね、老人ホームのお年寄りの人たちが、この曲を歌う伴奏の役をやっているから 映画も見て欲しいけれど、原作がちょっと重たいけれど、素敵だから 読んで見てね。』と 文庫本をプレゼントしました。

アントキノイノチ (幻冬舎文庫)

アントキノイノチ (幻冬舎文庫)

人が集ると不思議な出逢いが重なるものです。
Mさんが、とtも素敵なペルシャ絨毯をお持ちで、いつも眺めながら調律の作業に入ることと 息子さんのKさんがお酒を好まれる事もあったので(今回はスケジュール的に来る事が出来なかったものの) 最近Myブームの 《 ルバイヤート 》の白と赤をお土産に持って行きました。   コンサートが終ると お料理が並びます。  私は ノン・アルコール・ビールを頂きましたが、アルコールが入っていなくても 皆さんとのお喋りを楽しみながら頂くと 美味しいものです。   奥様方が『ワインの赤があったわよね?』と ご自分達で用意されていらしたワインを開け様とされたので、『 是非とも、こちらを!』と 持って行った 赤 を開けました。   すると何とご近所で 葡萄園をなさっていらっしゃった方が、『 誰〜? ルバイヤート持って来た人?』と 声を掛けて下さいました。  現在は ご主人様の体調のことがあって 葡萄園を 他の葡萄園を管理されていらっしゃる方に委託されているそうですが、かつては ルバイヤート丸藤葡萄酒工業さんで ご自分の農園で収穫した葡萄をワインにしてもらっていたとの事でした。   先日、高輪へ行った帰りに行きそびれた アンテナショップのレストランの話題にもなりました。
神楽坂ルバイヤート

食べログ 神楽坂ルバイヤート

山梨の東側の方々は 土地柄もあって ワインを飲まれますが、 西側の人たちは 作り酒屋も多い事もあって 日本酒を好んで飲むので 東側にお住まいの方で ワインの話に花が咲くとは思いませんでした。
ルバイヤートの瓶には 勝沼酒造組合の加盟ワイナリーでも使える事が出来る数少ないボトルを使っています。  丁度、お土産に持っていった白には、そのマークがボトルに入っているものを選んでいたので 理由をお話しすると お酒を飲む事ができないMさんですが、『正月に Kが帰って来た時に 開けるわね。 それまでワイン用の冷蔵庫に入れておくわね!』と 皆さんの目に触れない所へと仕舞って下さっていました。