X’masの月です〜☆

12月に入った途端に 西高東低の典型的な冬型の気圧配置となった天気図を 毎日小まめに観る様になっています。 今年のお正月も とても冷え込んで ピアノ達の様子が大きく変化して 驚かされる事が多々ありましたが、「未だ同じ年の内に この様な天気になるとは…」と低く重たいグレーの雲を見上げつつ 降ってくる雪を眺めます。
我が家のシンボルツリーの樅の木も 早くもホワイトクリスマスを連想させるような姿となっています。 葉が茂っていて 適当に雪が覆った事で 天然のかまくらの様になり 夜は野鳥たちを守っている様です。

いつもの年は、12月の中旬に冬用のタイヤへ履き替えるのですが、今年は12月に入って直ぐに履き替えて良かったです。 先月の末の木曜日に 中央自動車道路を埼玉や東京のお客様のお宅へ伺う際に利用しましたが、帰路 結構な降りかたをする雨に遭い、溝の減った夏用タイヤだったので 水はけの事も心配しつつ 途中での雪にならない事を願いながら 無事に帰ってきました。 
それから3日後の日曜日の朝…。 甲府盆地の端の東に位置する笹子トンネルが崩落しました。 その日の朝は、友人が生徒たちの引率で 千葉へと通過していたので 事故に遭われてしまった方々のことが、人ごととは思えません。  
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。そして管理する立場の人たちには、この事をかみしめて頂いた上で 2度と起こらない様に プロとしての自覚と 勉強する心の向上を望みます。 

早々の雪景色に驚きつつも 久し振りなので 喜ぶNOЁLです。NOЁLとは フランス語でクリスマスを意味します。 この後、数cmの積雪でしたが、ラッセルしながら 食べていました。 雪が降る前になると 庭の餌場の向日葵の種や ミカンをついばみに ヤマガラシジュウカラメジロがやってきます。 その忙しい動きの様子で 雪の降る量も見当が付きます。 

昨年は、3,11震災などの影響もあって これまでとは違った仕事の流れでしたが、今年は今年で 中国との摩擦の関係や 笹子トンネルの事故の影響も少しありますが、 年末に向けて そしてX’masに向けての準備などが、始まっています。  仕事だけでは無くて 色々な意味でのX’masの準備もあって 知人の革製品のお店《ボンファイヤ》http://hotpepper.omisenomikata.jp/station/61925/c6209/へ立ち寄ると『寒いですね〜。コーヒーを飲んでいく時間ありますか?』と 入れて下さったのが、こちら!『これじゃ…飲めないよ〜(笑)』と頂く前に 本物のくるみちゃんとワンショット。 

標高1300mを超える場所は、朝夕の外気温が0℃を下回りつつあります。 夜間は 誰もいなくなってしまう建物の内部は、いくら断熱効果の高い工法であったとしても 建物そのものが冷え切って仕舞って 酒類の瓶でも凍って割れます。 詰まり、そんな環境にあるピアノ達もいるのです。 別荘は、完全に人の気配が無くなるわけですが、その間は 外気温の上下に伴って 屋内も変化しますから 楽器への影響は、比較的に少ないもので済みます。 しかしながら店舗などでは、ヒーターやエアコンなどの使用によって 急激に変化するので ピアノの置かれている場所の広さなどを含めて 環境を 仕事をしながら観察して行きます。
こちらのスペースは、今年になって 空間を区切るドアが付けられました。 それによって 夏の湿度が高くなった時には、それまでには見せない表情を表して 「どうなっちゃうのだろう…?」と心配されましたが、何とか無事に 1つずつイベントをこなしてくれました。 急激に冷えてきてはいますが、夏場に暴れた分だけ ちょっと大人しくなってくれました。  『薪ストーブが暑すぎるのかな?』『空調ダクトの位置が、悪いのかな?』と スタッフに心配して貰っている分だけ 可愛がられているので 薪ストーブは残り火と余熱が、急激に室温を下げる事は無いので 人体への健康も考えて 湿度を保てるように工夫する方法を幾つか提示しています。
人との時間を多く過ごせるピアノ達は、変化が起きても 大事に至り難いので 助かります。

こちらの山梨・長野県は、一般家庭でも 特殊な環境の高地寒冷地ですし 土地の使い方など 関東平野の環境とも全く違います。 家全体を暖めるために 乾燥も異常なほどまでに起きてしまって 20%を下回りますから お洗濯ものを干したり 観葉植物を置くなどの工夫をお願いします。 その様にして行かないと インフルエンザなどにも掛かり易くなってしまうので 『楽器は生き物ですから 難しく考えすぎないで ご家族の皆さんが生活をしやすい環境を整えると 自然とピアノへも良い事になります。』とお話をしています。  関東平野では、夏場の湿気や マンション北側の部屋の冬場の暖房の使い方などの対策やお願いを お客様へお伝えする内容も多々ありますが、日常生活においての 人の健康管理と同じように 部屋ごとの寒暖の差をつけない工夫をされる傾向の昨今ですが、空間が限られている場合が多いですから お話しする内容は変わってきます。
調律師は、技術職ですが、 その技術を生かしてピアノを心地好く弾いて頂いて 響かせて貰い 聴く側の皆さんにも楽しんで頂けるために 色々な事を感じ取って 工夫して それをお伝えする為のコミュニケーションも大切な仕事の内です。
ブレイクタイムの時の お店のスタッフの皆さんとの僅かな会話からも ヒントを得る事もありますし 思考の転換をする為の大切な時間です。

日々、色々な場所へと移動するので 友人へのプレゼントや自宅用ワインを買いに 大好きなルバイヤートのワイナリーへ 少し前ですが、立ち寄りました。 

何時もは、メールにての注文でして その度に 御丁寧に社長の大村さんが、内容確認に加えてメッセージを添えた返信を下さることも ファンである理由なのですが、 あるお客様のお宅で 昨年まで行われてきたホームコンサートでは、ルバイヤートのワインへと変わる葡萄を作り続けて来られたご夫妻との出会いもありました。
ルバイヤート (岩波文庫 赤 783-1)

ルバイヤート (岩波文庫 赤 783-1)

 
不思議なご縁在って ルバイヤートを知り そこから様々なご縁が、広がると言いますが、繋がっています。  ここでもそのワインが飲めるのですが、仕事の途中ですし 運転がありますから〜(笑)

ルバイヤートのスパークリングワインは、製造本数も少ないのですが、ファンも多くて 注文しそびれている間に売り切れてしまうので 今年は早々に 友人へ1本、X’mas様に1本、そして息子の成人式用に1本買いました。
[rakuten:wabudo:10000426:detail]
そして いつもプレゼントを買いに行ったり 美味しい紅茶を飲みに行くロプチュウでの社長の長谷川さんが『今年のシュトーレンは しっとりしていて美味しいよ〜!』と テニススクールでお会いした時に仰られたので 早速 帰りに買いに行きました。しかしながら1つ忘れたものが… チャイ用の紅茶葉。 ミルクで煮出す本格的なスパイスブレンド紅茶で ホットでもアイスでも美味しいのです。 
不定休日な自分の仕事ではありますが、出来るだけ曜日変更も含めてテニスに通って 日ごろ使い難い筋肉を動かして 仕事で鍛えられてしまって居る筋肉を解しながら運動不足を解消して ホットチャイで 寒い冬を乗り越えます!
本格的な冬になったら 読書に耽りたいな〜♪
のぼうの城 上 (小学館文庫)

のぼうの城 上 (小学館文庫)

のぼうの城 (下) (小学館文庫)

のぼうの城 (下) (小学館文庫)

只今、眠る前に読みはじめた本です。 埼玉県では 毎年 この部隊のお城で お祭りが行われています。 戦国はじめ歴史物は、土地勘があると とても楽しく読むことが出来ます。
工具屋さんへ 工具の注文をしつつ 英文の専門も新たに頼んであるので 冬眠しながらの読書が楽しみ〜 と思ったらば、この冬は その時間が無さそうです。 そのお話は、また後日。
北半球そのものが寒さに覆われているそうですので 師走の忙しい時でもありますから 皆さま、お身体に気を付けて お過ごしください。